特許
J-GLOBAL ID:201003039287785909

ユニットブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ワンディーIPパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-188717
公開番号(公開出願番号):特開2010-164193
出願日: 2009年08月17日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】クラッチ機構の噛み合い部分が外れてバネブレーキ手段によるブレーキ力が意図せず緩解してしまうことを防止できるユニットブレーキを提供する。【解決手段】第1ピストン24を有する常用ブレーキ手段11、第2ピストン27を有するバネブレーキ手段12、クラッチ機構14、スピンドル15、及びスピンドル保持手段16を備えるブレーキシリンダ装置1が設けられる。スピンドル15は、第1ピストン24に対して軸線方向を中心として回転可能に連結される。クラッチ機構14は、第2ピストン27に回転自在に支持されてスピンドル15に螺合するナット部材33を有し、スピンドル15と第2ピストン27とを連結し又その連結を解除する。スピンドル保持手段16は、スピンドル15の回転可能角度を規制し、ナット部材33をスピンドル15に深く螺合させる回転方向と逆にスピンドル15を付勢して第1ピストンに対して保持する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
常用ブレーキ手段及びバネブレーキ手段を有して当該常用ブレーキ手段及び当該バネブレーキ手段の両方が作動可能なブレーキシリンダ装置と、前記ブレーキシリンダ装置が取り付けられたブレーキ本体と、を備え、前記常用ブレーキ手段及び前記バネブレーキ手段の少なくともいずれかが作動することで、前記ブレーキ本体に対して相対移動可能に保持された制輪子を車両の車輪に当接させて当該車輪の回転を制動する、ユニットブレーキであって、 前記常用ブレーキ手段は、第1圧力室と第1バネとが対向して作用する第1ピストンを有し、前記第1圧力室に圧力流体が供給されることで前記第1バネの付勢力に抗して前記第1ピストンがブレーキ方向に移動し、 前記バネブレーキ手段は、第2圧力室と第2バネとが対向して作用する第2ピストンを有し、前記第2圧力室に圧力流体が供給されている状態から排出される状態へと移行することで前記第2バネの付勢力により前記第2ピストンが前記ブレーキ方向に移動し、 前記ブレーキシリンダ装置は、 前記第1ピストンに対して軸線方向を中心として回転可能に連結され、前記第2ピストンを貫通するとともに前記バネブレーキ手段からの付勢力を前記第1ピストンに伝達するスピンドルと、 前記第2ピストンに対して回転自在に支持されるとともに前記スピンドルに螺合する第1ナット部材を有し、前記第2圧力室に圧力流体が供給されている状態から排出される状態へと移行することで前記第2バネの付勢力により前記第2ピストンとともに前記第1ナット部材が前記スピンドルに対して移動して前記スピンドルと前記第2ピストンとを連結する連結状態とし、前記第2圧力室に圧力流体が供給されている状態では前記スピンドルと前記第2ピストンとの連結を解除している非連結状態とする第1クラッチ機構と、 前記第1ピストンに対する前記スピンドルの回転可能角度を規制するとともに、前記第1ナット部材を前記スピンドルに対して深く螺合させる当該スピンドルの回転方向と逆の回転方向に当該スピンドルを付勢した状態で前記第1ピストンに対して当該スピンドルを保持する第1スピンドル保持手段と、 を更に備えていることを特徴とする、ユニットブレーキ。
IPC (6件):
F16D 65/24 ,  B61H 1/00 ,  B61H 13/34 ,  B60T 17/18 ,  F16D 49/00 ,  F16D 65/22
FI (8件):
F16D65/24 C ,  B61H1/00 ,  B61H13/34 ,  B60T17/18 ,  F16D49/00 A ,  F16D65/22 Z ,  F16D65/24 B ,  F16D65/24 F
Fターム (26件):
3D049BB07 ,  3D049CC01 ,  3D049CC03 ,  3D049HH03 ,  3D049HH20 ,  3D049PP04 ,  3J058AA03 ,  3J058AA06 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA23 ,  3J058AA28 ,  3J058AA30 ,  3J058AA33 ,  3J058AA37 ,  3J058AA38 ,  3J058BA01 ,  3J058CC04 ,  3J058CC07 ,  3J058CC33 ,  3J058CC35 ,  3J058CC62 ,  3J058CC72 ,  3J058CC78 ,  3J058DD01 ,  3J058FA21
引用特許:
審査官引用 (3件)

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