特許
J-GLOBAL ID:201003039714196600

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-314076
公開番号(公開出願番号):特開2010-137627
出願日: 2008年12月10日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】 3相モータの1相が通電不良となり2相通電駆動する場合に、逆アシスト異常の誤判定を抑制する。【解決手段】 電動モータ20への通電不良が1相だけ発生しているときに、電動モータ20の電気角の変化に対して変動しないトルクを発生するための2相通電用電流演算式と、電動モータ20の上限電流を規定する最大電流と、指令電流の位相を進める進角量とから、2相通電用の指令電流を演算し、この指令電流により電動モータ20を2相通電制御する。このとき、指令電流と実電流との符号の不一致により逆アシスト異常を判定するが、指令電流の符号が反転する電気角近傍領域においては、逆アシスト異常の判定を行わないようにする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ステアリング機構に設けられて操舵アシストトルクを発生する3相のモータと、 運転者の操舵操作に基づいて前記モータの通電を制御するモータ制御手段と を備えた電動パワーステアリング装置において、 前記モータ制御手段は、 前記モータの各相に流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記モータの電気角を検出する電気角検出手段と、 前記モータの各相への通電不良の発生を検出する通電不良検手段と、 前記モータへの通電不良が1相だけ発生しているときに、通電不良が発生していない2相を使って前記モータの電気角の変化に対して変動しないトルクを発生するための2相通電用電流演算式と、前記モータの上限電流を規定する最大電流とに基づいて、2相通電用の指令電流を演算し、演算した2相通電用の指令電流にて通電不良の発生していない2相に通電して前記モータを駆動制御する2相通電制御手段と、 前記2相通電用の指令電流と、前記電流検出手段により検出された電流との比較に基づいて、モータ制御系の異常を判定する異常判定手段と、 前記2相通電用の指令電流の通電方向が反転するモータ電気角近傍領域においては、前記異常判定手段による異常判定を禁止する、あるいは、前記異常判定手段により判定された異常判定を無効にする異常判定制限手段と を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (23件):
3D232CC26 ,  3D232CC32 ,  3D232CC40 ,  3D232DA03 ,  3D232DA09 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DC03 ,  3D232DD17 ,  3D232DE09 ,  3D232EA01 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA19 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  3D233CA31
引用特許:
出願人引用 (1件)

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