特許
J-GLOBAL ID:201003039972814911

脱硫装置における水銀再放出抑制方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 ,  飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-124939
公開番号(公開出願番号):特開2010-269277
出願日: 2009年05月25日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】吸収液中の2価水銀が金属水銀へ還元され排ガス中へ再放出することを防止する低コストで効率的な水銀再放出抑制方法を提供すること。【解決手段】脱硫装置4aより前流側に水銀除去装置25を設け、水銀除去装置25内に石灰石を供給し、水銀除去装置25内で循環している主に亜硫酸カルシウムから成る吸収液を排ガスと気液接触させることにより水銀除去装置25で排ガス中の2価水銀を効率良く吸収し、脱硫装置4aへの2価水銀の導入を防ぐことにより脱硫装置4a内での2価水銀の金属水銀への還元および金属水銀の排ガス中への放出を抑制することが可能である。また必要に応じ水銀除去装置内に酸化防止剤(インヒビタ)を添加する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
排ガス中に含有される硫黄酸化物を石灰石を含むスラリから成る吸収液を用いて吸収・除去する湿式排煙脱硫装置からの水銀再放出抑制方法において、 湿式排煙脱硫装置より前流側に設置された排ガスが導入される水銀除去装置内に石灰石を含むスラリから成る吸収液を供給して、水銀除去装置内で生成する亜硫酸カルシウムを含む吸収液を排ガスと気液接触させることを特徴とする水銀再放出抑制方法。
IPC (5件):
B01D 53/64 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/68
FI (5件):
B01D53/34 136A ,  B01D53/34 125E ,  B01D53/34 ,  B01D53/34 134B ,  B01D53/34 134D
Fターム (16件):
4D002AA02 ,  4D002AA19 ,  4D002AA23 ,  4D002AA29 ,  4D002AC10 ,  4D002BA03 ,  4D002DA05 ,  4D002DA13 ,  4D002DA16 ,  4D002DA61 ,  4D002EA02 ,  4D002FA03 ,  4D002GA03 ,  4D002GB06 ,  4D002HA01 ,  4D002HA02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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