特許
J-GLOBAL ID:201003041022071330
化学的酸素要求量の測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-268001
公開番号(公開出願番号):特開2010-096637
出願日: 2008年10月16日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【目的】検査水における過マンガン酸カリウムの消費量を検査水の吸光度に基づいて判定することで化学的酸素要求量を測定するに当り、検査水の濁りを抑えて測定精度を高める。【構成】硫酸とリン酸との添加により検査水を酸性に設定するとともに、検査水に硝酸塩を存在させることで硝酸イオン濃度が少なくとも10g/リットルになるよう設定した調整検査水を調製し、この調整検査水に含まれる被酸化性物質を過マンガン酸カリウムを用いて酸化する。そして、調整検査水の510〜560nmの範囲での最大の吸光度を測定し、この吸光度から判定した過マンガン酸カリウムの消費量に基づいて化学的酸素要求量を判定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
検査水の化学的酸素要求量を測定するための方法であって、
硫酸とリン酸との添加により前記検査水を酸性に設定するとともに、前記検査水に硝酸塩を存在させることで硝酸イオン濃度が少なくとも10g/リットルになるよう設定した調整検査水を得る工程1と、
過マンガン酸カリウムを用いて前記調整検査水に含まれる被酸化性物質を酸化する工程2と、
工程2を経た前記調整検査水の510〜560nmの範囲での最大の吸光度Aを測定し、この吸光度Aに基づいて工程2での前記過マンガン酸カリウムの消費量を判定する工程3と、
工程3で測定された前記過マンガン酸カリウムの消費量に基づいて化学的酸素要求量を判定する工程4と、
を含む化学的酸素要求量の測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N21/78 Z
, G01N21/77 B
Fターム (11件):
2G054AA02
, 2G054AB08
, 2G054CE01
, 2G054EA04
, 2G054EB01
, 2G054EB02
, 2G054GA01
, 2G054GA03
, 2G054GB01
, 2G054JA01
, 2G054JA08
引用特許:
前のページに戻る