特許
J-GLOBAL ID:201003041099387500

積層型コモンモードフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-130582
公開番号(公開出願番号):特開2010-278301
出願日: 2009年05月29日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】コイル導体間の磁気結合を確保しつつ、クラックの発生を抑制できる積層型コモンモードフィルタを提供する。【解決手段】積層型コモンモードフィルタ1では、渦巻状の第1コイル導体31及び第2コイル導体34の内側領域R1に磁性体層35が設けられているので、第1コイル導体31と第2コイル導体34との間の磁気結合を確保できる。また、この磁性体層35を含む柱状部分P1では、磁性体と非磁性体とが積層方向に交互に並ぶため、磁性体層35が内側領域R1を貫通している場合と比較して、内側領域R1における磁性体層35の体積が全体として小さく抑えられる。この結果、素体2の焼成の際、非磁性体層11と磁性体層35との間の収縮量差が抑えられ、界面でのクラックの発生を抑制できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
渦巻き状のコイル導体が表面に形成された一対の非磁性体層を含む複数の非磁性体層と、前記複数の非磁性体層を挟む一対の磁性体層とが積層された素体を備え、 前記複数の非磁性体層のそれぞれの表面には、前記コイル導体の内側領域に位置する磁性体層が設けられており、 前記複数の非磁性体層が積層されることにより、磁性体と非磁性体とが積層方向に交互に並ぶ柱状部分が、前記一対の磁性体層間において前記内側領域に形成されていることを特徴とする積層型コモンモードフィルタ。
IPC (2件):
H01F 17/00 ,  H01F 17/04
FI (2件):
H01F17/00 B ,  H01F17/04 F
Fターム (7件):
5E070AA01 ,  5E070AB01 ,  5E070BA11 ,  5E070BA12 ,  5E070CB02 ,  5E070CB13 ,  5E070EA01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 電子部品及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-312769   出願人:日立金属株式会社
  • 特開平3-219605
  • ノイズフィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-317919   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 電子部品及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-312769   出願人:日立金属株式会社
  • 特開平3-219605
  • ノイズフィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-317919   出願人:松下電器産業株式会社

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