特許
J-GLOBAL ID:201003043660955272
交流トラヒック計算装置、交流トラヒック計算システム、交流トラヒック計算方法およびそのプログラム
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
磯野 道造
, 大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-016975
公開番号(公開出願番号):特開2010-177908
出願日: 2009年01月28日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】ネットワーク内の各ノード間の交流トラヒック量の推定精度を向上させる。【解決手段】交流トラヒック計算装置10は、Gravity法により通信ネットワーク40内の交流トラヒック量の推定値の初期値tgを計算する。そして、その初期値tgと、通信ネットワーク40内のフローのトラヒック量の実測値との比較を行う。ここで、初期値tgとトラヒック量の実測値との誤差が大きかった場合、このトラヒック量の実測値をも初期値tgを補正し、この補正した初期値tgを用いてTomoGravity法により交流トラヒック量の推定値Testを計算する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ネットワークの任意の2つのノード間におけるフローのトラヒック量の推定値を計算する交流トラヒック計算装置であって、
前記ネットワークを構成する各ノードのインタフェースの識別情報ごとに、そのインタフェースの入出力トラヒック量を示したインタフェース単位トラヒック情報と、前記ネットワークを流れるフローごとに、そのフローの始点ノードおよび終点ノードの識別情報と、そのフローにおける始点ノードおよび終点ノード間において経由するインタフェースの識別情報とを示した経路情報とを取得し、記憶部に記憶する情報収集部と、
前記取得したインタフェース単位トラヒック情報および経路情報を記憶する記憶部と、
前記経路情報を参照して、前記ネットワークを構成するノード群から任意の2つのノードのペアを選択し、その選択したノードのペアそれぞれについて、前記インタフェース単位トラヒック情報から前記ノードのペアそれぞれのインタフェース単位の入出力トラヒック量を読み出し、その読み出した入出力トラヒック量を用いてGravity法により、このネットワークにおける各フローのトラヒック量の推定値の初期値tgmの集合である初期値tgを計算する初期値計算部と、
前記ネットワーク内のフロー群からフローを選択するフロー選択部と、
前記選択したフローのトラヒック量を測定するトラヒック量測定部と、
前記測定したフローのトラヒック量tNFと、前記初期値tgとの差が所定の閾値以上であるか否かを判定する誤差判定部と、
前記誤差判定部により、前記測定したフローのトラヒック量tNFと、前記初期値tgとの差が所定の閾値以上であると判定されたとき、
(1)前記初期値tgから、前記トラヒック量の測定対象のフローの値を抽出したtSUBについて、‖tNF-tgSUB‖が最小となるGravity法の重みαを計算して記憶部に記憶し、
(2)前記初期値tgにおける、前記トラヒック量の測定対象のフローの値を、前記tNFに示される値に置き換え、前記初期値tgにおける、前記トラヒック量の測定対象のフロー以外のフローの値のうち、前記記憶部に前記αの値が記憶されているフローの値について、当該αと、前記インタフェース単位トラヒック情報に示される、当該フローの始点ノードおよび終点ノードそれぞれの最新のインタフェース単位の入出力トラヒック量とを用いて計算したトラヒック量の値に補正した初期値tg ́を計算する初期値補正処理を行う初期値補正部と、
前記初期値tg ́に、TomoGravity法を適用して、前記ネットワークの任意の2つのノードにおけるフローのトラヒック量の推定値Testを計算するトラヒック量推定部と、
前記計算した推定値Testを出力する交流トラヒック出力部とを備えることを特徴とする交流トラヒック計算装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5K030HA08
, 5K030HC01
, 5K030HD03
, 5K030JA10
, 5K030MB09
, 5K030MC08
, 5K030MC09
前のページに戻る