特許
J-GLOBAL ID:201003045907601480
二つのドリフトチャンバを有するイオン移動度スペクトロメータ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
瀧野 秀雄
, 川崎 隆夫
, 松村 貞男
, 瀧野 文雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-552261
公開番号(公開出願番号):特表2010-520597
出願日: 2008年02月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
二つのドリフトチャンバとそれらに共通のドープされた反応領域とを有するイオン移動度スペクトロメータである。各ドリフトチャンバは、高電場を用いてドープされたイオンを解離させるようなイオン改質手段を含む。ドリフトチャンバのうち、一方はドープされ、他方はドープされない。このようにして、ドーパント付加物はイオン改質処理により除去されて、ドープされたチャンバ内でのみドーパントとの再結合がなされ、二つのドリフトチャンバから異なる出力が生成される。
請求項(抜粋):
二つのドリフトチャンバ(11、21)と、それらに共通の反応領域(2)と、を有するイオン移動度スペクトロメータにおいて、
検体サンプルが前記ドリフトチャンバのそれぞれに供給される前に全ての前記検体サンプルがドープされるよう、前記反応領域が、ドープされ、
前記各ドリフトチャンバには、イオン改質手段(14、24)が設けられ、
前記二つのドリフトチャンバのうちの一方がドープされたドリフトチャンバ(11)とされるとともに、他方がドープされていないドリフトチャンバ(12)とされ、かつ、
ドープされた検体イオンが前記ドープされていないドリフトチャンバ内において、イオンの改質がなされた時には、ドーパント付加物が除去されるが、前記ドープされた検体イオンが前記ドープされたドリフトチャンバ内において、イオンの改質がされた時には、前記検体イオンが前記ドープされたドリフトチャンバ内のドーパントと結合することによって、前記二つのドリフトチャンバから異なる出力が生成される
ことを特徴とするイオン移動度スペクトロメータ。
IPC (3件):
H01J 49/40
, H01J 49/10
, G01N 27/62
FI (3件):
H01J49/40
, H01J49/10
, G01N27/62 Z
Fターム (9件):
2G041CA02
, 2G041DA02
, 2G041DA10
, 2G041DA12
, 2G041JA20
, 5C038GG08
, 5C038GG13
, 5C038GH04
, 5C038GH13
引用特許: