特許
J-GLOBAL ID:201003046915112800

非水電解質二次電池の正極用組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-229984
公開番号(公開出願番号):特開2010-067365
出願日: 2008年09月08日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】活物質イオンの拡散抵抗を低減できる非水電解質二次電池の正極用組成物の製造方法、正極用スラリー及びこれを用いて作製された正極、並びに当該正極を用いた非水電解質二次電池を提供する。【解決手段】特定の物性を有する正極活物質粒子及び特定の物性を有する導電性物質1を溶媒1中で混合してスラリー1を得る工程1と、この工程1の後に、前記正極活物質粒子、前記導電性物質1、バインダー及び溶媒2を混練してスラリー2を得る工程2とを有し、レオロジー測定装置で測定した前記スラリー2のレオロジー特性において、剪断速度0.001〜0.1s-1の範囲における剪断速度に対する剪断応力が1000〜40000mPa、かつ前記剪断速度範囲における剪断応力の勾配Δが-0.30〜0.30となるように、前記工程2の混練を行う、非水電解質二次電池の正極用組成物の製造方法とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
正極活物質粒子及び導電性物質1を溶媒1中で混合し、前記正極活物質粒子、前記導電性物質1及び前記溶媒1を含むスラリー1を得る工程1と、この工程1の後に、前記正極活物質粒子、前記導電性物質1、バインダー及び溶媒2を混練して前記正極活物質粒子、前記導電性物質1、前記バインダー及び前記溶媒2を含有するスラリー2を得る工程2とを有する非水電解質二次電池の正極用組成物の製造方法であって、 前記正極活物質粒子は、BET比表面積が1〜6m2/gであり、水銀ポロシメーターで測定した全細孔容積が0.1〜1cc/gであり、水銀ポロシメーターで測定した細孔分布において、最大の微分細孔容積値を与えるピーク細孔径1が細孔径0.01〜8μmの範囲に存在し、かつ前記最大の微分細孔容積値の5%以上の微分細孔容積値を与えるピーク細孔径2が細孔径0.01μm以上で前記ピーク細孔径1未満の範囲に存在し、レーザー回折/散乱式粒度分布測定による平均粒径が前記ピーク細孔径1以上で20μm以下であり、 前記導電性物質1は、前記正極活物質粒子と混合する際の平均粒径が1〜50μmであり、自己凝集性を有し、前記スラリー1中の含有量が前記正極活物質粒子100重量部に対して3〜20重量部であり、 レオロジー測定装置で測定した前記スラリー2のレオロジー特性において、剪断速度0.001〜0.1s-1の範囲における剪断速度に対する剪断応力が1000〜40000mPa、かつ前記剪断速度範囲における剪断応力の勾配Δが-0.30〜0.30となるように、前記工程2の混練を行う、非水電解質二次電池の正極用組成物の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/139 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/62 ,  H01M 4/13
FI (4件):
H01M4/02 108 ,  H01M4/36 Z ,  H01M4/62 Z ,  H01M4/02 101
Fターム (16件):
5H050AA12 ,  5H050BA17 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050DA10 ,  5H050EA08 ,  5H050GA10 ,  5H050GA28 ,  5H050HA01 ,  5H050HA05 ,  5H050HA06 ,  5H050HA07 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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