ポリ乳酸含有ポリプロピレン樹脂組成物、その製造方法及びその成形品

発明者： , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：河備健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-089291
公開番号（公開出願番号）：特開2010-265444
出願日： 2010年04月08日
公開日（公表日）： 2010年11月25日
要約：

【課題】優れた曲げ弾性率、耐熱性及び衝撃性を持つ成形品を形成することができるポリ乳酸含有ポリプロピレン樹脂組成物、その製造方法、及びそれを成形してなる成形品の提供。【解決手段】下記の成分(A)15〜88.9重量%と、成分(B)0.1〜5重量%と、成分(C)10〜50重量%と、成分(D)0.5〜10重量%と、成分(E)0.5〜20重量%とを含有する樹脂組成物であって、特定の物性を有することを特徴とするポリ乳酸含有ポリプロピレン樹脂組成物、その製造方法及びその成形品による。成分(A):特定のプロピレン・α-オレフィンブロック共重合体成分(B):酸変性ポリオレフィン及び/又はヒドロキシ変性ポリオレフィン系樹脂成分(C):特定のポリ乳酸系樹脂成分(D):エポキシ変性ポリオレフィン系樹脂【選択図】図1

請求項（抜粋）：

下記の成分(A)15〜88.9重量%と、成分(B)0.1〜5重量%と、成分(C)10〜50重量%と、成分(D)0.5〜10重量%と、成分(E)0.5〜20重量%とを含有する樹脂組成物であって、 ISO178に準拠して測定された曲げ弾性率が1300MPa以上、高速面衝撃試験時の破断エネルギーが3J以上、ISO75-2に準拠して測定された熱変形温度が80°C以上であることを特徴とするポリ乳酸含有ポリプロピレン樹脂組成物。成分(A):結晶性ポリプロピレン部分と、プロピレンとプロピレン以外のα-オレフィンの共重合体部分とからなり、かつ、下記(a1)〜(a3)の要件を同時に満たすプロピレン・α-オレフィンブロック共重合体 (a1):メルトフローレート(230°C、21.18N)が、10〜120g/10分である。 (a2):ISO178に準拠して測定された曲げ弾性率が、1300MPa以上である。 (a3):ISO75-2に準拠して測定された熱変形温度が、110°C以上である。成分(B):酸変性ポリオレフィン系樹脂及び/又はヒドロキシ変性ポリオレフィン系樹脂成分(C):メルトフローレート(190°C、21.18N)が、1〜7g/10分であるポリ乳酸系樹脂成分(D):エポキシ変性ポリオレフィン系樹脂成分(E):スチレン系エラストマー

IPC (5件)：

C08L 53/00 , C08L 23/26 , C08L 67/04 , C08L 23/08 , C08J 3/20

FI (5件)：

C08L53/00 , C08L23/26 , C08L67/04 , C08L23/08 , C08J3/20

Fターム (20件)：

4F070AA13 , 4F070AA15 , 4F070AA18 , 4F070AA40 , 4F070AA47 , 4F070AA74 , 4F070AB03 , 4F070AB08 , 4F070FA04 , 4F070FA17 , 4F070FB07 , 4F070FC05 , 4J002BB044 , 4J002BB205 , 4J002BB215 , 4J002BP013 , 4J002BP021 , 4J002CD194 , 4J002CF182 , 4J002FD200

引用特許：

審査官引用 (4件)

自動車部品
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-104935 出願人：トヨタ自動車株式会社, 三井化学株式会社
樹脂組成物
公報種別：公開公報出願番号：特願2006-107197 出願人：住友化学株式会社
組成物およびその成形体
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-260537 出願人：株式会社カネカ

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