特許
J-GLOBAL ID:201003048567087068

高温ろう付け用薄肉ブレージングシートフィン材およびそれを使用した熱交換器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯本 恵視
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060638
公開番号(公開出願番号):特開2010-214378
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】 板厚85μm以下の薄肉のブレージングシートフィン材を用いて、610°Cを越える高温でろう付けを行なっても、フィン端部の倒れ変形が生じないようにしたブレージングシートフィン材を提供する。【解決手段】 心材として、Mn0.7〜1.5%、Si0.3〜0.8%、Fe0.05〜0.75%、残部実質的にAlよりなるAl-Mn系合金を用い、芯材両面に接合されたろう材として、Si量が5.5〜8.0%のAl-Si系合金を用い、かつろう材の片面平均クラッド率が6.0〜9.8%であって、しかもろう材のSi量(Sif)とろう材の片面平均クラッド率(CR)との関係が、次の式を満たすように調整した。Q=Sif(mass%)×CR(%)≦67【選択図】図1
請求項(抜粋):
心材の両面にろう材を接合した板厚40〜85μmのクラッド材よりなり、コルゲート加工を施して、高温でろう付けが施される薄肉ブレージングシートフィンであって、 心材がMn0.7〜1.5mass%、Si0.3〜0.8mass%、Fe0.05〜0.75mass%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物元素からなるAl-Mn系合金よりなり、ろう材が、Siを5.5〜8.0mass%の範囲内で含有するAl-Si系合金からなり、しかもろう材の片面平均クラッド率が6.0〜9.8%の範囲内であって、かつろう材のSi含有量Sif(mass%)とろう材の片面平均クラッド率CR(%)とによって下記式(1)により定まるQの値が67以下であることを特徴とする、高温ろう付け用薄肉ブレージングシートフィン。 Q=Sif(mass%)×CR(%)≦67 ・・・(1)
IPC (4件):
B23K 35/14 ,  B23K 1/00 ,  C22C 21/00 ,  B23K 35/28
FI (7件):
B23K35/14 F ,  B23K1/00 S ,  B23K1/00 330L ,  C22C21/00 J ,  C22C21/00 E ,  C22C21/00 D ,  B23K35/28 310B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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