特許
J-GLOBAL ID:201003049169528433

石膏ボード中のアスベスト分析方法及び分析試料作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 専徳院 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-294916
公開番号(公開出願番号):特開2010-122017
出願日: 2008年11月18日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】石膏ボード中に含まれるアスベスト含有量を精度良く、安価にまた短時間に測定可能なアスベスト分析方法及び分析試料作製方法を提供する。【解決手段】分析対象試料である石膏ボードに水及び炭酸塩を加え、石膏ボードの主成分である硫酸カルシウムと炭酸塩とを反応させ、硫酸カルシウムを炭酸カルシウムにした後、この懸濁溶液に強酸を加え、炭酸カルシウムを溶解させ、その後この水溶液をろ過し固形分を分離し、この固形分を乾燥しX線回折測定用試料を得る。このX線回折測定用試料をX線回折装置で分析しアスベスト含有量を測定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
石膏ボード中のアスベストを分析する方法であって、 分析対象試料である石膏ボードに水及び硫酸カルシウムと反応して炭酸カルシウムを生成可能で、かつ水に溶解可能な又は強酸に溶解可能な硫酸塩を生成可能な炭酸塩を加え、石膏ボードの主成分である硫酸カルシウムと炭酸塩とを反応させ、硫酸カルシウムを炭酸カルシウムにする第一ステップと、 前記第一ステップで得られる懸濁溶液に、水に不溶な塩を新たに生成させることなく、炭酸カルシウムと反応して水に溶解可能な反応生成物を生成可能な強酸、又は水に不溶な塩を新たに生成させることなく、炭酸カルシウム及び第一ステップで生成した硫酸塩と反応して水に溶解可能な反応生成物を生成可能な強酸を加え、炭酸カルシウムを溶解させる第二ステップと、 前記第二ステップで得られる水溶液をろ過し固形分を分離する第三ステップと、 前記第三ステップで得られる固形分を乾燥し分析試料を得る第四ステップと、 前記第四ステップで得られる分析試料をX線回折法で分析しアスベスト含有量を測定する第五ステップと、 を含むことを特徴とする石膏ボード中のアスベスト分析方法。
IPC (2件):
G01N 23/207 ,  G01N 1/10
FI (2件):
G01N23/207 ,  G01N1/10 B
Fターム (19件):
2G001AA01 ,  2G001BA18 ,  2G001CA01 ,  2G001FA01 ,  2G001FA02 ,  2G001GA01 ,  2G001KA01 ,  2G001LA03 ,  2G001LA20 ,  2G001MA05 ,  2G001RA01 ,  2G001RA02 ,  2G052AA21 ,  2G052AB22 ,  2G052AB27 ,  2G052AD12 ,  2G052AD29 ,  2G052AD52 ,  2G052EA00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • アスベスト判定法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-202265   出願人:中部電力株式会社, 株式会社ユニケミー
  • アモサイトの定量方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-081834   出願人:ニチアス株式会社
引用文献:
出願人引用 (2件)

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