特許
J-GLOBAL ID:201003051177630012

フィルムの接着部検査方法およびフィルムの接着部検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 楠本 高義 ,  中越 貴宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-241064
公開番号(公開出願番号):特開2010-023922
出願日: 2008年09月19日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】フィルムの接着状態の検査方法として光学的方法がある。従来の光学的方法は、多種多様な接着不良を検出することができなかった。【解決手段】接着部の反射撮影画像に領域A〜Dを、透過撮影画像に領域A’、B’、D’を設ける。領域Aの平均明度Aavg、領域Bの最大明度Bmax、最小明度Bmin、領域Cの平均明度Cavg、領域Dの平均明度Davg、領域A’の平均明度A’avg、領域B’の最大明度B’max、領域D’の平均明度D’avgから、F1=Bmax-Aavg、F2=Bmin-Aavg、F3=Cavg-Aavg、F4=Davg、F1’=B’max-A’avg、F4’=D’avgを求める。F1〜F4、F1’、F4’が閾値を外れた場合接着不良とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一部が透明なフィルムの、端部を重ねて接着した接着部の、接着状態を検査する検査方法であって、 前記接着部とその周辺に斜め照明を照射し、その反射光の画像を撮影し、 前記反射光の画像内において、前記フィルムの、一枚部、接着部、非接着二枚部、外耳部の各部分に明度の測定領域を設け、 前記各測定領域について、 (ア)一枚部の平均明度をAavgとし、 (イ)接着部の最大明度をBmax、最小明度をBminとし、 (ウ)非接着二枚部の平均明度をCavgとし、 (エ)外耳部の平均明度をDavgとし、 前記接着部とその周辺にほぼ垂直な照明を照射し、その透過散乱光の画像を撮影し、 前記透過散乱光において、画像内の、前記フィルムの、一枚部、接着部、外耳部の各部分に明度の測定領域を設け、 前記各測定領域について、 (オ)一枚部の平均明度をA’avgとし、 (カ)接着部の最大明度をB’maxとし、 (キ)外耳部の平均明度をD’avgとし、 F1=Bmax-Aavg、 F2=Bmin-Aavg、 F3=Cavg-Aavg、 F4=Davg、 F1’=B’max-A’avg、 F4’=D’avg で定義されるパラメーターF1〜F4、F1’、F4’を求め、 前記パラメーターF1〜F4、F1’、F4’についてそれぞれ閾値を設け、 前記パラメーターF1〜F4、F1’、F4’が前記閾値から外れた場合、前記接着状態が不良であると判定し、 前記透過散乱光の画像内に、前記フィルムの一枚部、接着部、非接着二枚部、外耳部にわたってエッジ検出領域を設け、 前記測定領域に存在する、エッジの個数を求め、前記エッジの個数が3以上の場合、前記フィルムに傷があると判断することを特徴とするフィルムの接着部検査方法。
IPC (1件):
B65B 57/02
FI (1件):
B65B57/02 F
引用特許:
出願人引用 (10件)
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