特許
J-GLOBAL ID:201003051802572743
疎水性薬物検体代謝産物との交差反応性が低下している免疫アッセイ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
川口 義雄
, 渡邉 千尋
, 大崎 勝真
, 坪倉 道明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-509567
公開番号(公開出願番号):特表2010-528295
出願日: 2008年05月23日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
本開示は、とりわけ、検体代謝産物との交差反応性が低下している免疫アッセイに関する。さらに、本開示は、インビボ又はインビトロで代謝して交差反応性代謝産物を形成する疎水性薬物の試験試料中の濃度又はレベルを決定するための、薬物検体のこのような代謝産物との交差反応性が低下している診断用免疫アッセイを提供する。特に、本開示は、疎水性薬物がシクロスポリンAなどの免疫抑制剤である、このような免疫アッセイを提供する。
請求項(抜粋):
試験試料中の対象の検体の量を評価するための免疫アッセイ(検体は、代謝して1以上の交差反応性代謝産物を形成する疎水性薬物である。)であり、該免疫アッセイは、
(a)第一の混合物を形成させるために、1以上の前処理試薬と試験試料を接触させ(ここで、該1以上の前処理試薬は、あらゆる細胞を溶解し、試験試料中に存在するあらゆる検体を可溶化する。);
(b)検体又は代謝産物と抗体の複合体を含む第二の混合物を形成させるために、検体に特異的な抗体と第一の混合物を接触させ;
(c)抗体と複合体形成しないあらゆる検体及びあらゆる代謝産物を除去するために、及び、検体に対する抗体の平衡解離定数(KD)付近まで検体濃度が低下する第三の混合物を形成させるために、第二の混合物を洗浄し;
(d)トレーサーとの抗体の複合体(「抗体-トレーサー複合体」)を含む第四の混合物を形成させるために、検出可能な標識で標識された抗体の特異的結合パートナー(「トレーサー」)と第三の混合物を接触させ;
(e)抗体と複合体形成しない何れのトレーサーをも除去するために、第四の混合物を洗浄し;
(f)試料中に存在する検体の量の尺度として抗体-トレーサー複合体を検出する、
段階を含み、
試料中に存在する何らかの1以上の交差反応性代謝産物との交差反応性が約10%未満ある。)。
IPC (3件):
G01N 33/543
, G01N 33/53
, G01N 33/531
FI (4件):
G01N33/543 501N
, G01N33/53 G
, G01N33/543 501H
, G01N33/531 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開平4-316599
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シクロスポリン免疫アッセイ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-366051
出願人:デイド・ベーリング・マルブルク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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