特許
J-GLOBAL ID:201003051903472189

多打点スポット溶接機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 勘次 ,  大矢 正代
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-099732
公開番号(公開出願番号):特開2010-247191
出願日: 2009年04月16日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】装置の小型化及び低廉化を図るとともに、比較的短時間の間に、複数の溶接点を連続的に溶接することが可能な多打点スポット溶接機を提供する。【解決手段】複数の上部電極と、複数の下部電極28と、両電極によって被溶接材料を挟持加圧する加圧装置17と、溶接電源と、加圧装置17及び溶接電源を電気的に接続する下部通電経路とを備える。また、下部通電経路には、下部電極28に夫々別々に接続された複数のブスバー29と、ブスバー29の一端側に夫々配置され、対応するブスバー29に接触する接触位置及び非接触位置の間で変位可能に支持された複数の可動部37と、夫々の可動部37と通電ケーブル38を繋ぐ複数の通電ケーブルと、回転可能な複数のカム51によって複数のブスバー29に対する可動部37の接触状態を順に切り替える通路切替機構40とを具備する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
被溶接材料の上側に配置された複数の上部電極と、 該複数の上部電極に対向するように前記被溶接材料の下側に配置された複数の下部電極と、 前記複数の上部電極及び前記複数の下部電極によって前記被溶接材料を同時に挟持し加圧する加圧装置と、 前記上部電極及び前記下部電極の一方をプラス側電極とし、両電極の間に溶接電流を流すことが可能な一つの溶接電源と、 前記複数の上部電極及び前記溶接電源を電気的に接続する上部通電経路と、 前記複数の下部電極及び前記溶接電源を電気的に接続する下部通電経路と を具備し、 前記上部通電経路または前記下部通電経路のうち前記プラス側電極を含む通電経路は、 前記複数のプラス側電極に夫々別々に接続された複数の給電部と、 該複数の給電部の一端側に夫々配置され、対応する前記給電部に接触する接触位置、及び該給電部から離間する非接触位置の間で夫々別々に変位可能に支持されるとともに、付勢手段によって前記非接触位置側に付勢された複数の可動部と、 一端が前記複数の可動部に夫々別々に接続されるとともに、他端が前記溶接電源に接続された複数の通電部と、 モータ、該モータによって回転する回転軸、及び該回転軸に取付けられ該回転軸が回転した際、回転角度に応じて夫々の前記可動部を順に押圧し前記複数の可動部を前記非接触位置側から前記接触位置側に向って順に変位させる複数のカム、を有し、前記複数の給電部に対する前記複数の可動部の接触状態が順に切り替わることで、各溶接点への電流の供給通路が順に切り替えられる通路切替機構と を備えることを特徴とする多打点スポット溶接機。
IPC (1件):
B23K 11/11
FI (1件):
B23K11/11 510
Fターム (2件):
4E065AA01 ,  4E065DA03
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る