特許
J-GLOBAL ID:201003053571010936
一対の非円形歯車の輪郭形状を生成する方法、プログラム及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 鶴田 準一
, 島田 哲郎
, 丹羽 匡孝
, 廣瀬 繁樹
, 水本 義光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-297222
公開番号(公開出願番号):特開2010-121739
出願日: 2008年11月20日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】自由なピッチ曲線に対応した一対の非円形歯車の輪郭形状を簡単且つ精度よく生成することを可能とさせる。【解決手段】所望される歯車の運動が得られ且つピッチ曲線半径の平均値が設定された中心間距離の半分に等しくなるように、設定された歯数の分だけ第1の歯車のためのピッチ曲線半径を設定しS106、設定順序に従って中心間距離から設定されたピッチ曲線半径をそれぞれ引いた値を逆の順序で第2の歯車のためのピッチ曲線半径として設定しS110、第1及び第2の歯車について、設定順序に従って歯車の回転中心周りに回転中心からピッチ曲線半径だけ離れた位置にそれぞれ頂点が配置され且つ隣接する頂点を結ぶ辺の長さが全て等しくなるようにピッチ多角形をそれぞれ生成しS112、第1及び第2の歯車について、生成されたピッチ多角形の各頂点に凸歯又は凹歯が配置されるS116・S118ように歯車の輪郭形状を生成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
回転中心間距離を一定に保ちながら互いに噛み合う第1の歯車と第2の歯車とからなる一対の非円形歯車の輪郭形状を生成する方法であって、
歯数と前記第1の歯車の回転中心と前記第2の歯車の回転中心の間の中心間距離とを設定するステップと、
所望される歯車の運動が得られ且つピッチ曲線半径の平均値が設定された前記中心間距離の半分に等しくなるように、設定された歯数の分だけ前記第1の歯車のためのピッチ曲線半径を設定するステップと、
歯数分の前記第1の歯車のためのピッチ曲線半径について、設定順序に従って前記中心間距離から前記第1の歯車のためのピッチ曲線半径をそれぞれ引いた値を逆の順序で前記第2の歯車のためのピッチ曲線半径として設定するステップと、
前記第1の歯車のための各ピッチ曲線半径について、設定順序に従って前記第1の歯車の回転中心周りに前記第1の歯車の回転中心から前記第1の歯車のためのピッチ曲線半径だけ離れた位置にそれぞれ頂点が配置され且つ隣接する頂点を結ぶ辺の長さが全て等しくなるように第1の歯車のためのピッチ多角形を生成するステップと、
前記第2の歯車のための各ピッチ曲線半径について、設定順序に従って前記第2の歯車の回転中心周りに前記第2の歯車の回転中心から前記第2の歯車のためのピッチ曲線半径だけ離れた位置にそれぞれ頂点が配置され且つ隣接する頂点を結ぶ辺の長さが全て等しくなるように第2の歯車のピッチ多角形を生成するステップと、
前記第1の歯車のピッチ多角形の各頂点に凸歯及び凹歯の一方が配置されるように第1の歯車の輪郭形状を生成し、前記第2の歯車のピッチ多角形の各頂点に凸歯及び凹歯の他方が配置されるように第2の歯車の輪郭形状を生成するステップと、
を含むことを特徴とする一対の非円形歯車の輪郭形状を生成する方法。
IPC (4件):
F16H 55/08
, F16H 55/17
, F16H 1/06
, G06F 17/50
FI (4件):
F16H55/08 Z
, F16H55/17 Z
, F16H1/06
, G06F17/50 680Z
Fターム (12件):
3J009DA01
, 3J009EA21
, 3J009EB02
, 3J030AA08
, 3J030AC10
, 3J030BA01
, 3J030BA10
, 3J030BB06
, 3J030BB16
, 5B046FA02
, 5B046FA04
, 5B046FA11
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
非円形歯車駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-139892
出願人:三菱重工業株式会社
-
非円形歯車修正方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-164431
出願人:北野昭俊
審査官引用 (3件)
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