特許
J-GLOBAL ID:201003055337904535

設備異常診断方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 星野 裕司 ,  渡辺 和徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-235789
公開番号(公開出願番号):特開2010-066244
出願日: 2008年09月13日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】日常の巡視時に設備から発生する音を効率的に周波数分析して設備の異常の兆候を精度良く検知して重大事故の発生を未然に防止すること。【解決手段】設備ごとに定常状態の音データを収集し、該収集したデータを定常部データとして保存する工程と、設備の音データを収集し測定データとして保存する工程と、測定データの定常部と異常推定部を含む部分について周波数スペクトルの相関係数を演算し、該相関係数に基づいて異常の有無を判定するマクロ診断工程と、マクロ診断工程によって異常有りと判定された場合は区分ごとに異常推定部スペクトルと定常部スペクトルの差スペクトルの各値が差データ全体の標準偏差の何倍になっているかを示す標準偏差倍数を演算し、該標準偏差倍数によって異常周波数帯域を特定するミクロ診断工程とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
設備から発生する音データを収集し、コンピュータによる周波数分析によって異常の有無を診断する設備異常診断方法であって、 設備ごとに定常状態の音データを収集し、該収集したデータを定常部データとして保存する工程と、 設備の音データを収集し測定データとして保存する工程と、 前記定常部データと測定データの異常推定部を含む区間の周波数スペクトルを求め、該2つのスペクトル値を予め定められた周波数次数の取りまとめ個数ごとに区分集計した値同士の相関係数を演算し、該相関係数に基づいて異常の有無を判定するマクロ診断工程と、前記マクロ診断工程によって異常ありと判断された場合は、前記2つのスペクトル値の前記区分ごとの集計値の差スペクトルの各値が差データ全体の標準偏差の何倍になっているかを示す標準偏差倍数を演算し、該標準偏差倍数によって異常周波数帯域を特定するミクロ診断工程と、 を含むことを特徴とする設備異常診断方法。
IPC (1件):
G01H 17/00
FI (1件):
G01H17/00 Z
Fターム (7件):
2G064AB15 ,  2G064AB22 ,  2G064BA02 ,  2G064CC30 ,  2G064CC43 ,  2G064CC47 ,  2G064DD12
引用特許:
出願人引用 (15件)
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