特許
J-GLOBAL ID:201003056003578056

機能剤を含むレーヨン繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-292760
公開番号(公開出願番号):特開2010-116656
出願日: 2008年11月14日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
【課題】ビスコースレーヨン製造工程中に、機能剤の機能の失活及び/又は低下を生じさせずに、機能剤を含有させ、それにより付与される機能性を有し、かつ付与した機能性が耐久性に優れるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。【解決手段】レーヨン繊維内に脂肪酸及び/又はその塩(以下、単に脂肪酸という)と機能剤(但し、脂溶性の抗酸化剤及び茶由来成分を除く)とが含まれ、上記レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸とは非相溶状態であり、上記レーヨン繊維内において、上記脂肪酸は微分散されてセル状領域を形成し、上記機能剤は上記セル状領域中に含まれているレーヨン繊維。脂肪酸を含む水溶液に、機能剤を添加・混合して混合液を調整し、セルロースを含むビスコース原液に、上記混合液を添加・混合してビスコース液を調整し、上記ビスコース液をノズルより押し出して紡糸し、凝固再生するレーヨン繊維の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
レーヨン繊維内に脂肪酸及び/又はその塩と機能剤(但し、脂溶性の抗酸化剤及び茶由来成分を除く)とが含まれ、 前記レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸及び/又はその塩とは非相溶状態であり、 前記レーヨン繊維内において、前記脂肪酸及び/又はその塩は微分散されてセル状領域を形成し、前記機能剤は前記セル状領域中に含まれていることを特徴とするレーヨン繊維。
IPC (1件):
D01F 2/06
FI (1件):
D01F2/06 Z
Fターム (7件):
4L035AA04 ,  4L035BB03 ,  4L035BB15 ,  4L035BB91 ,  4L035EE11 ,  4L035JJ01 ,  4L035JJ11
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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