特許
J-GLOBAL ID:201003056697131649

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-299068
公開番号(公開出願番号):特開2010-130033
出願日: 2008年11月25日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】モノクロのテストパターンを撮像し、倍率色収差の影響が出ている領域を指定するのみで、倍率色収差に関する特性が未知である撮像レンズによる倍率色収差の補正を半自動処理によって可能にする。【解決手段】撮像部11は白地の背景に黒枠を配置したモノクロのテストパターンを撮像して得たテスト画像信号を出力する。収差検出部12は、観察窓領域内の全画素について、拡大倍率を段階的に変化させて得た拡大B信号と変化させないG信号との差分信号(B-G)の絶対値の総和を、拡大B信号の各拡大倍率毎に計算し、その総和を最小にする補正用拡大倍率(1+cb_min)を収差補正部13に設定してB信号を拡大させる。同様に、収差検出部12は、観察窓領域内において差分信号(R-G)の絶対値の総和を最小にする補正用縮小倍率(1-cr_min)を収差補正部13に設定してR信号を縮小させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
白地の背景に黒線を含む所定パターンのモノクロのテスト画像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段から出力されたテスト画像信号中に観察窓領域を指定する指定手段と、 前記テスト画像信号を構成する第1の赤色信号に対して、画像中心を一致させたまま段階的に縮小倍率を一定比率ずつ所定範囲内で変化させて、画像を前記縮小倍率で縮小する処理を行う画像縮小手段と、 前記テスト画像信号を構成する第1の青色信号に対して、画像中心を一致させたまま段階的に拡大倍率を一定比率ずつ所定範囲内で変化させて、画像を前記拡大倍率で拡大する処理を行う画像拡大手段と、 前記観察窓領域の全画素について、前記観察窓領域のテスト画像信号を構成する第1の緑色信号と段階的に変化する前記縮小倍率で画像縮小処理された各縮小倍率毎の前記第1の赤色信号との差分信号の絶対値の総和を求め、その総和を最小にする前記縮小倍率を補正用縮小倍率として求める補正用縮小倍率算出手段と、 前記観察窓領域の全画素について、前記第1の緑色信号と段階的に変化する前記拡大倍率で画像拡大処理された各拡大倍率毎の前記第1の青色信号との差分信号の絶対値の総和を求め、その総和を最小にする前記拡大倍率を補正用拡大倍率として求める補正用拡大倍率算出手段と、 前記撮像手段から出力されたテスト画像信号を構成する赤色信号に対して、画像中心を一致させたまま前記補正用縮小倍率で縮小した第2の赤色信号を生成すると共に、前記撮像手段から出力されたテスト画像信号を構成する青色信号に対して、画像中心を一致させたまま前記補正用拡大倍率で拡大した第2の青色信号を生成し、これら第2の赤色信号及び第2の青色信号を前記撮像手段から出力されたテスト画像信号を構成する第2の緑色信号と共に出力する収差補正手段と を有することを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
H04N 9/07
FI (1件):
H04N9/07 C
Fターム (6件):
5C065BB48 ,  5C065CC01 ,  5C065DD17 ,  5C065FF04 ,  5C065GG21 ,  5C065GG23
引用特許:
出願人引用 (3件)

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