特許
J-GLOBAL ID:201003056864557360
圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (11件):
前田 弘
, 竹内 宏
, 嶋田 高久
, 竹内 祐二
, 今江 克実
, 藤田 篤史
, 二宮 克也
, 原田 智雄
, 井関 勝守
, 関 啓
, 杉浦 靖也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-334446
公開番号(公開出願番号):特開2010-156246
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2010年07月15日
要約:
【課題】2つの圧縮室を有する圧縮機構において、吸入容積比を変更可能にして、中間圧を最適に制御することができるように構成する。【解決手段】圧縮機(1)は、環状のシリンダ室(C1,C2)を有するシリンダ(21)と、シリンダ室(C1,C2)を内外の2つの圧縮室(C1,C2)に区画する環状のピストン(22b)とを有する第1圧縮機構(20)と、第1圧縮機構(20)に機械的に連結された第2圧縮機構(30)を備えている。第1圧縮機構(20)の2つの圧縮室(C1,C2)と第2圧縮機構(30)の圧縮室(C3,C4)は、一部の圧縮室が低段側圧縮室を、残りの圧縮室が高段側圧縮室を構成する。この圧縮機(1)に、容積比変更手段(70)を設ける。容積比変更手段(70)は、第1圧縮機構(20)の容量を変更して、低段側圧縮室の吸入容積の合計値に対する高段側圧縮室の吸入容積の合計値の比率である吸入容積比を変更する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
共に容積型の流体機械により構成された第1圧縮機構(20)及び第2圧縮機構(30)と、
上記第1圧縮機構(20)と上記第2圧縮機構(30)の両方に連結する駆動軸(53)とを備えた圧縮機であって、
上記第1圧縮機構(20)は、環状のシリンダ室(C1,C2)を有するシリンダ(21)と、該シリンダ(21)に対して偏心してシリンダ室(C1,C2)に収納され、該シリンダ室(C1,C2)を外側圧縮室(C1)と内側圧縮室(C2)とに区画する環状のピストン(22b)と、該シリンダ室(C1,C2)に配置され、各圧縮室(C1,C2)をそれぞれ第1室と第2室とに区画する区画部材(23)とを有し、上記シリンダ(21)と上記ピストン(22b)とが相対的に偏心回転運動することによって各圧縮室(C1,C2)で流体を圧縮するように構成され、
上記第1圧縮機構(20)の外側圧縮室(C1)及び内側圧縮室(C2)と上記第2圧縮機構(30)の圧縮室(C3,C4)とは、それらのうちの一部の圧縮室が低圧流体を吸入して圧縮する低段側圧縮室を、残りの圧縮室が低段側圧縮室から吐出された流体を吸入して圧縮する高段側圧縮室をそれぞれ構成し、
上記第1圧縮機構(20)の容量を変更することによって、上記低段側圧縮室の吸入容積の合計値に対する上記高段側圧縮室の吸入容積の合計値の比率である吸入容積比を変更する容積比変更手段(70)を備えていることを特徴とする圧縮機。
IPC (3件):
F04C 29/12
, F04C 23/00
, F04C 18/32
FI (4件):
F04C29/12 E
, F04C23/00 F
, F04C29/12
, F04C18/32
Fターム (15件):
3H029AA04
, 3H029AA09
, 3H029AA13
, 3H029AB03
, 3H029BB42
, 3H029CC14
, 3H029CC24
, 3H029CC84
, 3H129AA04
, 3H129AA13
, 3H129AB03
, 3H129BB42
, 3H129CC14
, 3H129CC24
, 3H129CC84
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
冷凍装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-064539
出願人:ダイキン工業株式会社
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