特許
J-GLOBAL ID:201003057238639091
微生物細胞からのプラスミドDNA抽出法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-261320
公開番号(公開出願番号):特開2010-088343
出願日: 2008年10月08日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】プラスミドDNAの抽出操作を簡略化し、試薬の使用量を削減し、操作にかかる時間を短縮する方法を提供する。【解決手段】アルカリ金属水酸化物塩と陰イオン界面活性剤とを含む細胞溶解液によって微生物細胞を溶解し、ライセートを調製する。次に、このライセートをアルカリ土類金属を交換性陽イオンとして保持する陽イオン交換体、および水素イオンを交換性陽イオンとして保持する陽イオン交換体と接触させる。次に、固液分離を行ってプラスミドDNAを含有する溶液を回収する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
微生物細胞からプラスミドDNAを抽出する方法であって、
工程(1):以下の細胞溶解液Aにより微生物細胞を溶解してライセートを調製する工程。
工程(2):工程(1)において調製したライセートに、以下の陽イオン交換体Bおよび陽イオン交換体Cを接触させる工程。
工程(3):不溶性画分と水層を分離する工程。
細胞溶解液A:アルカリ金属水酸化物塩と、アルキル硫酸塩を除く陰イオン界面活性剤とを含む液。
陽イオン交換体B:交換性陽イオンとしてアルカリ土類金属陽イオンを保持する陽イオン交換体。
陽イオン交換体C:交換性陽イオンとして水素イオンを保持する陽イオン交換体。
以上の工程(1)から工程(3)を含むことを特徴とする微生物細胞からのプラスミドDNA抽出法。
IPC (3件):
C12N 15/09
, C12Q 1/68
, C07H 21/04
FI (3件):
C12N15/00 A
, C12Q1/68 Z
, C07H21/04 A
Fターム (18件):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024HA20
, 4B063QA01
, 4B063QA11
, 4B063QA18
, 4B063QA20
, 4B063QQ42
, 4B063QS10
, 4B063QS14
, 4B063QS17
, 4B063QX10
, 4C057AA12
, 4C057BB05
, 4C057DD03
, 4C057MM04
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (3件)
-
陽イオン洗浄剤を使用した核酸を洗浄および単離するための方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-520773
出願人:キアゲンゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
-
核酸の単離方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-509474
出願人:キアゲンゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
-
DNA分子の単離
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-582231
出願人:アメルシャム・バイオサイエンシーズ・アクチボラグ
引用文献:
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