特許

J-GLOBAL ID：201003060056129846

熱伝導シート、熱伝導シートの製造方法及び熱伝導シートを用いた放熱装置

発明者： 吉田 優香 ,  吉川 徹 ,  矢嶋 倫明
出願人/特許権者： 日立化成工業株式会社
代理人 (6件)： 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-147514
公開番号（公開出願番号）：特開2010-132856
出願日： 2009年06月22日
公開日（公表日）： 2010年06月17日
要約：

【課題】高い熱伝導性及び高い柔軟性を保ちつつ、高い膜強度及び高い圧縮復元性を有する熱伝導シート、この熱伝導シートを生産性、コスト面及びエネルギー効率の点で有利に、且つ確実に得られる製造方法、及び高い放熱能力を持つ放熱装置を提供する。【解決手段】0.1〜1mmol/gのカルボキシル基を有する有機高分子化合物(A)と、エポキシ当量が400以下であり、且つ1分子中の末端エポキシ基が2〜5個である硬化剤(B)と、の反応物と、 鱗片状、楕球状又は棒状であり、結晶中の6員環面が鱗片の面方向、楕球の長軸方向又は棒の長軸方向に配向している黒鉛粒子(C)と、を含有する組成物を含む熱伝導シートであって、前記黒鉛粒子(C)の鱗片の面方向、楕球の長軸方向又は棒の長軸方向が、熱伝導シート内部で、この熱伝導シートの厚み方向に配向している熱伝導シートとする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

0.1〜1mmol/gのカルボキシル基を有する有機高分子化合物(A)と、エポキシ当量が400以下であり、且つ1分子中の末端エポキシ基が2〜5個である硬化剤(B)と、の反応物と、 鱗片状、楕球状又は棒状であり、結晶中の6員環面が鱗片の面方向、楕球の長軸方向又は棒の長軸方向に配向している黒鉛粒子(C)と、を含有する組成物を含む熱伝導シートであって、前記黒鉛粒子(C)の鱗片の面方向、楕球の長軸方向又は棒の長軸方向が、熱伝導シート内部で、この熱伝導シートの厚み方向に配向している熱伝導シート。

IPC (5件)：

C08J 5/18 ,  H05K 7/20 ,  C08L 101/00 ,  C08K 7/24 ,  H01L 23/373

FI (5件)：

C08J5/18 ,  H05K7/20 F ,  C08L101/00 ,  C08K7/24 ,  H01L23/36 M

Fターム (27件)：

4F071AA69 ,  4F071AA81 ,  4F071AA86 ,  4F071AB03 ,  4F071AF06 ,  4F071AF15 ,  4F071AH12 ,  4F071BB13 ,  4F071BC01 ,  4F071BC10 ,  4J002BG011 ,  4J002BQ001 ,  4J002CD052 ,  4J002CE001 ,  4J002DA026 ,  4J002FD206 ,  5E322AA01 ,  5E322AA04 ,  5E322AA11 ,  5E322AB04 ,  5E322AB11 ,  5E322FA04 ,  5F136BC07 ,  5F136FA23 ,  5F136FA51 ,  5F136FA63 ,  5F136FA82

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 難燃性熱伝導シート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-124335   出願人：アキレス株式会社
• 熱伝導性シート用硬化性組成物、熱伝導性シートおよびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-156693   出願人：ジェイエスアール株式会社
• 熱伝導性を有する複層構造シート状物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-180685   出願人：アキレス株式会社
• 熱伝導シート、この熱伝導シートの製造方法及び熱伝導シートを用いた放熱装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-205734   出願人：日立化成工業株式会社
• 厚み方向にグラファイトが配向した熱伝導シート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-163545   出願人：株式会社カネカ