特許
J-GLOBAL ID:201003060758689467
流体動圧軸受機構、モータ、記録ディスク駆動装置およびスリーブの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松阪 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-237743
公開番号(公開出願番号):特開2010-071350
出願日: 2008年09月17日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】内径精度を低下させることなく潤滑油の量を制限して潤滑油の漏出を防止する。【解決手段】流体動圧軸受機構に用いられるスリーブ42は焼結金属により形成され、内径D1が2mm以上4mm以下、外径D2が4mm以上8mm以下、肉厚が0.75mm以上2mm以下とされ、さらに、スリーブ42の真密度に対する相対密度が85%以上95%以下とされる。また、スリーブ42の高さHは外径D2の1.2倍以上1.5倍以下とされる。これらの条件により、スリーブ42内に含浸される潤滑油の量が削減される。スリーブ42の材料となる金属粉体は100メッシュ以下の鉄粉を60重量%以上、100メッシュ以下の青銅粉を10重量%以上、200メッシュ以下の銅粉を10重量%以上含有するものとされ、これにより、回転サイジングの際の加工性が向上され、内径精度を低下させることなく潤滑油の量を制限して潤滑油の漏出を防止することができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電動式のモータに用いられる流体動圧軸受機構であって、
焼結金属により形成された略円筒状のスリーブと、
外側面に動圧溝が形成されており、前記スリーブに挿入されて回転することにより前記スリーブの内側面との間のラジアル間隙にて発生する潤滑油の流体動圧を利用して前記スリーブに支持されるシャフトと、
前記シャフトまたは前記スリーブの周囲に形成されるとともに開口側に向かって漸次幅が広がるテーパ間隙を有し、前記テーパ間隙内に前記ラジアル間隙から連続する前記潤滑油の界面が形成される毛細管シール部と、
を備え、
前記スリーブの真密度に対する相対密度が85%以上95%以下であり、前記スリーブの内径が2mm以上4mm以下、外径が4mm以上8mm以下、肉厚が0.75mm以上2mm以下であることを特徴とする流体動圧軸受機構。
IPC (7件):
F16C 33/10
, F16C 17/10
, F16C 33/14
, F16C 33/12
, F16C 33/74
, H02K 7/08
, G11B 19/20
FI (7件):
F16C33/10 A
, F16C17/10 B
, F16C33/14 A
, F16C33/12 B
, F16C33/74 Z
, H02K7/08 A
, G11B19/20 E
Fターム (41件):
3J011AA07
, 3J011BA04
, 3J011BA10
, 3J011CA02
, 3J011DA01
, 3J011DA02
, 3J011JA02
, 3J011KA04
, 3J011KA05
, 3J011LA01
, 3J011PA10
, 3J011RA03
, 3J011SB02
, 3J011SB03
, 3J011SB05
, 3J016AA02
, 3J016AA03
, 3J016BB23
, 5D109BA14
, 5D109BA16
, 5D109BA17
, 5D109BB01
, 5D109BB18
, 5D109BB21
, 5D109BB27
, 5H607AA04
, 5H607BB01
, 5H607BB07
, 5H607BB09
, 5H607BB14
, 5H607BB17
, 5H607BB25
, 5H607BB27
, 5H607CC01
, 5H607DD03
, 5H607GG01
, 5H607GG03
, 5H607GG10
, 5H607GG12
, 5H607GG15
, 5H607GG28
引用特許:
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