特許
J-GLOBAL ID:200903027098212010

流体動圧軸受及びスピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-321415
公開番号(公開出願番号):特開2005-155912
出願日: 2004年11月05日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 流体動圧軸受装置において、装置の高さを低く抑えつつ、高い軸受剛性を確保する。【解決手段】 スリーブ外周とハウジングの間にテーパシール部を設けて、ここから潤滑油を注入する構造とする。同時に潤滑液のバッファとして機能させる。スリーブと軸体との間の間隙の端部は、ラビリンスにすると同時に開口周囲を撥油膜で覆い、潤滑液の流出を防ぐ。こうする事で、テーパシール部のサイズを、軸方向について短く出来る。その為、ラジアル動圧軸受を、特に上側に向って大きく形成する事が可能になり、特にラジアル方向の軸受剛性を高めることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸体と、 静止部と、 前記静止部に形成され、一端側に開口し、前記軸体が回転自在に挿入された、軸受空洞と、 前記静止部に形成され、該静止部の一端側端面に開口して外気に連通する、第一のテーパシール部と、 前記軸受空洞の内周面とこれに対向する前記軸体表面との間に形成された、ラジアル間隙と、 前記静止部に形成され、第一のテーパシール部とラジアル間隙を繋ぐ、連絡路と、 ラジアル間隙及び前記連絡路を、実質的に途中で途切れることなく満たし、かつ、第一のテーパシール部の途中までを満たす、潤滑液と、 第一のテーパシール部において、前記潤滑液と外気との間で形成された、第一の界面と、 前記ラジアル間隙の一端側端部において、ラジアル間隙を満たす前記潤滑液と外気との間に形成され、第一の界面よりも幅が狭い、第二の界面と、 第二の界面の外気側に隣接する軸体周面及び/又は静止部表面が、撥油性を有してなる、撥油領域と、 前記軸体の外周面、及び、これに対向する前記軸受空洞の内周面を軸受面とし、前記潤滑液を動圧発生流体とする、ラジアル動圧軸受機構と、 前記ラジアル動圧軸受機構が形成された領域の少なくとも一部がその間に位置する、軸方向に隔たった二ヶ所において、前記ラジアル間隙に接続する、連通路と、 からなる、軸受装置。
IPC (5件):
F16C17/10 ,  F16C33/12 ,  F16C33/74 ,  H02K5/16 ,  H02K7/08
FI (5件):
F16C17/10 A ,  F16C33/12 Z ,  F16C33/74 Z ,  H02K5/16 Z ,  H02K7/08 A
Fターム (41件):
3J011AA04 ,  3J011BA04 ,  3J011CA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011LA01 ,  3J011MA24 ,  3J011RA03 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB22 ,  3J016BB28 ,  5H605AA07 ,  5H605BB05 ,  5H605BB10 ,  5H605BB14 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605EB03 ,  5H605EB06 ,  5H605EB13 ,  5H605EB21 ,  5H605EB33 ,  5H607AA12 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607CC01 ,  5H607CC03 ,  5H607DD03 ,  5H607DD08 ,  5H607DD16 ,  5H607FF01 ,  5H607GG01 ,  5H607GG03 ,  5H607GG09 ,  5H607GG10 ,  5H607GG15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る