特許
J-GLOBAL ID:201003060791151642

充電式電動工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-288074
公開番号(公開出願番号):特開2010-110881
出願日: 2008年11月10日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】モータが過負荷状態になることが防止される充電式電動工具を提供すること。【解決手段】マイコン11は、トリガスイッチの切換を契機として、第1サーミスタ9から出力される温度検出信号に基づく検出温度T1と、第1温度閾値Tth1、及び、第2温度閾値Tth2の大小関係、並びに、温度上昇率(ΔT/Δt)と第1設定温度上昇率(ΔT/Δt)s1との大小関係を判定する。そして、マイコン11は、検出温度T1>第1温度閾値Tth1と判定した場合、又は、検出温度T1>第2温度閾値Tth2と判定した後、温度上昇率(ΔT/Δt)>第1設定温度上昇率(ΔT/Δt)s1と判定した場合に、モータ4が過負荷状態となりうると判断するとともに、モータ4の回転数を所定値以下に制限する「制限動作モード」に設定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
二次電池を電源として駆動されるモータと、該モータへの通電を調節するスイッチング素子と、該スイッチング素子を介して前記モータの回転を制御するモータ制御手段と、前記モータに駆動電力を供給すべく設けられたリード線と、操作者により切り換えられ、該リード線を介した前記モータへの電力供給をオンオフするトリガスイッチとを備えた充電式電動工具であって、 前記リード線には、第1温度閾値Tth1、該第1温度閾値Tth1よりも設定温度差ΔTs1低い第2温度閾値Tth2、第1設定温度上昇率(ΔT/Δt)s1、及び、前記第2温度閾値Tth2よりも設定温度差ΔTs2低い第3温度閾値Tth3が設定された第1温度検出手段が配設され、 前記モータ制御手段は、前記第1温度検出手段から出力される温度検出信号に基づき、温度上昇度ΔTを経過時間Δtで除した温度上昇率(ΔT/Δt)を演算するとともに、 前記トリガスイッチの切換を契機として、前記第1温度検出手段から出力される温度検出信号に基づく検出温度T1と、前記第1温度閾値Tth1、第2温度閾値Tth2、及び第3温度閾値Tth3との各大小関係、並びに、前記温度上昇率(ΔT/Δt)と前記第1設定温度上昇率(ΔT/Δt)s1との大小関係をそれぞれ判定し、 検出温度T1>第1温度閾値Tth1と判定した場合、又は、検出温度T1>第2温度閾値Tth2と判定した後、温度上昇率(ΔT/Δt)>第1設定温度上昇率(ΔT/Δt)s1と判定した場合に、前記モータの動作を停止するか又は同モータの回転数を所定値以下に制限する制限動作モードに設定されるとともに、検出温度T1<第3温度閾値Tth3と判定されることで、当該制限動作モードを解除することを特徴とする充電式電動工具。
IPC (1件):
B25F 5/00
FI (2件):
B25F5/00 C ,  B25F5/00 H
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電動工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-047489   出願人:松下電工株式会社
審査官引用 (6件)
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