特許
J-GLOBAL ID:201003062975309322
パパイヤモザイクウイルスに基づく免疫原性の親和性で複合体化された抗原系及びその使用
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
高島 一
, 土井 京子
, 鎌田 光宜
, 田村 弥栄子
, 山本 健二
, 村田 美由紀
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-536566
公開番号(公開出願番号):特表2010-508857
出願日: 2007年10月25日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
パパイヤモザイクウイルス(PapMV)又はPapMVのコートタンパク質由来のウイルス様粒子(VLP)に、複数の親和性部分を介して複合体化される1以上の抗原を含む、親和性で複合体化された抗原系(ACAS)が提供される。親和性部分は、対象とする抗原(単数もしくは複数)に特異的に結合できる分子又は化合物であり、これは、例えば、化学的もしくは遺伝子工学的手段により、PapMV又はPapMV VLPのコートタンパク質に取り付けられ得る。ACASは、必要に応じて、1以上の追加抗原をさらに含み得、これは、ACASにより含まれる複合体化された抗原(単数もしくは複数)と同一又は異なっていてもよい。また、ACASを含むワクチンを含めた免疫原性組成物も提供される。免疫原性組成物は、動物における体液性及び/又は細胞性応答が必要とされる、種々の疾病及び疾患の、予防を含めた治療において有用である。【選択図】図7
請求項(抜粋):
1以上の抗原及びパパイヤモザイクウイルス(PapMV)又はPapMVコートタンパク質由来のウイルス様粒子(VLP)を含む親和性で複合体化された抗原系であって、該PapMV又はVLPがPapMVもしくはVLPのコートタンパク質に取り付けられた複数の親和性部分を含み、該親和性部分が前述の1以上の抗原に結合でき、該系が動物における免疫応答を誘導することができる、抗原系。
IPC (12件):
C12N 15/09
, C07K 14/005
, C07K 19/00
, C07K 7/06
, C12P 21/02
, C12N 7/00
, A61K 39/00
, A61K 39/39
, A61K 39/12
, A61K 39/02
, A61K 39/002
, A61P 31/14
FI (12件):
C12N15/00 A
, C07K14/005
, C07K19/00
, C07K7/06
, C12P21/02 C
, C12N7/00
, A61K39/00 H
, A61K39/39
, A61K39/12
, A61K39/02
, A61K39/002
, A61P31/14
Fターム (39件):
4B024AA01
, 4B024BA32
, 4B024CA07
, 4B024DA06
, 4B024EA03
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA06
, 4B064AG32
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B065AA95X
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA45
, 4C085AA03
, 4C085AA38
, 4C085BA02
, 4C085BA07
, 4C085BA51
, 4C085BB01
, 4C085BB11
, 4C085CC21
, 4C085CC32
, 4C085EE06
, 4C085FF13
, 4C085FF19
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA14
, 4H045CA01
, 4H045DA86
, 4H045EA29
, 4H045EA31
, 4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
アジュバントウィルス粒子
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-518318
出願人:レクレルクデニス, マジューナタリエ, テシエールフィリペ, ロペス-マシアスコンスタンチーノIIIロベルト
-
アジュバントとしてのウイルス様粒子の使用
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-548128
出願人:カイロンコーポレイション
引用文献:
審査官引用 (5件)
-
「抗体工学入門」, 1994, p.60-67
-
「抗体工学入門」, 1994, p.60-67
-
Immunology, 2007, Vol.124, p.186-197
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