特許

J-GLOBAL ID：201003063643512406

ポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束およびその製造方法

発明者： 田中 文彦
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-076111
公開番号（公開出願番号）：特開2010-229578
出願日： 2009年03月26日
公開日（公表日）： 2010年10月14日
要約：

【課題】 航空機1次構造材の炭素繊維複合材料の耐衝撃特性を向上する表層材として有用な、低引張弾性率であって、破断伸度が高く、飽和吸水率が低く、かつ、窒素原子を少量有し、グラファイト微細結晶構造が特定の配向構造を有したポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束と、その製造方法を提供する。【解決手段】 ストランド引張弾性率が70〜140GPaであり、破断伸度が1.3〜3%であり、飽和吸水率が0〜0.4重量%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束であって、元素分析から求められる窒素含有量が1〜5%であり、X線回折測定による002回折線から求められるC軸の結晶子サイズが1.3〜2.0nmであって、002面の結晶配向度が75〜80%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

ストランド引張弾性率が70〜140GPaであり、破断伸度が1.3〜3%であり、飽和吸水率が0〜0.4重量%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束であって、元素分析から求められる窒素含有量が1〜5%であり、X線回折測定による002回折線から求められるC軸の結晶子サイズが1.3〜2.0nmであって、002面の結晶配向度が75〜80%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束。

IPC (2件)：

D01F 9/22 ,  D01F 6/18

FI (2件)：

D01F9/22 ,  D01F6/18 E

Fターム (21件)：

4L035AA04 ,  4L035BB04 ,  4L035BB11 ,  4L035BB15 ,  4L035BB60 ,  4L035BB91 ,  4L035FF01 ,  4L035HH01 ,  4L035HH04 ,  4L035MB03 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037FA03 ,  4L037FA05 ,  4L037FA06 ,  4L037FA11 ,  4L037PA53 ,  4L037PC09 ,  4L037PC12 ,  4L037PS02 ,  4L037UA09

引用特許：

出願人引用 (4件)

• ポリアクリロニトリル系重合体とその製造方法および炭素繊維前駆体繊維の製造方法および炭素繊維とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-269822   出願人：東レ株式会社
• 炭素繊維およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-329456   出願人：東レ株式会社
• 特開昭62-265329
  
• 炭素繊維およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-068618   出願人：東レ株式会社