特許
J-GLOBAL ID:201003064127709852

仮想サーバリソース調整システム、リソース調整装置、仮想サーバリソース調整方法、及び、コンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-194154
公開番号(公開出願番号):特開2010-033292
出願日: 2008年07月28日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】運用方針及び負荷状況に基づいて仮想サーバのスケールアップまたはスケールアウトを動的に行なう。【解決手段】リソース調整装置は、物理サーバ3-1〜3-nから各仮想サーバの負荷状況を収集しており、仮想サーバAの高負荷状態を検出すると、仮想サーバAと同じアプリケーションを提供する仮想サーバ群αに所属しない仮想サーバから削減可能な総リソース量を、現在の負荷状況に基づいて算出する。さらに、リソース調整装置は、仮想サーバ群αのリソース配分がスケールアップまたはスケールアウトのいずれであるか、スケールアップの場合にリソースを集中的に投下する仮想サーバがいずれであるかに基づいて、合計の追加リソース量が、削減可能な総リソース量となるように、仮想サーバ群αに所属する仮想サーバA、B、Hへ追加するリソース量の配分を決定した後、仮想サーバの再配置と、リソースの削減及び追加を指示する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
仮想サーバとして動作するサーバ装置と、前記仮想サーバへの割当リソース量を調整するリソース調整装置とからなる仮想サーバリソース調整システムであって、 前記リソース調整装置は、 仮想サーバ群と、当該仮想サーバ群に所属する仮想サーバとを対応付けた情報と、 前記仮想サーバ群に適用されるリソース配分の方法が、前記仮想サーバ群に属する仮想サーバへリソースを分散的に割当てるスケールアウト、または、前記仮想サーバ群に属する一部の仮想サーバへ集中的にリソースを割当てるスケールアップであるかを示す情報と、 各仮想サーバが集中的にリソースを割当てる役割であるか、分散的にリソースを割当てる役割であるかを示す情報と、 各仮想サーバの使用リソース量の情報と、 高負荷状態の判断基準を示す情報と、 前記仮想サーバの負荷の状態を示す負荷状況通知情報とを記憶する記憶部と、 前記サーバ装置から負荷状況通知情報を受信して前記記憶部に書き込む負荷状況収集部と、 前記記憶部から読み出した前記負荷状況通知情報により示される前記仮想サーバの負荷の状態と、前記記憶部から読み出した前記高負荷状態の判断基準とを比較して、前記仮想サーバが高負荷であるか否かを判断する負荷判定部と、 前記記憶部を参照して、前記負荷判定部により高負荷であると判断された前記仮想サーバが所属する仮想サーバ群である高負荷仮想サーバ群を特定し、特定した高負荷仮想サーバ群とは異なる仮想サーバ群に属する仮想サーバの負荷の状態及び使用リソース量を読み出し、読み出した負荷の状態に対応した使用リソース量と、読み出した使用リソース量との差から削減可能な総リソース量を算出する空きリソース計算部と、 前記記憶部に記憶されている、前記高負荷仮想サーバ群のリソース配分の方法と、当該高負荷仮想サーバ群に所属する仮想サーバの役割とに基づいて、合計の追加リソース量が前記空きリソース計算部により算出された総リソース量となるように、前記高負荷仮想サーバ群に所属する仮想サーバへの追加リソース量の配分を決定する追加リソース計算部と、 前記追加リソース計算部の決定に従って、前記仮想サーバへ配分されたリソース量のリソースを追加するよう前記サーバ装置へ指示する指示部と を備え、 前記サーバ装置は、 当該サーバ装置で動作している仮想サーバの負荷の状態を示す負荷状況通知情報を前記リソース調整装置に送信する負荷状況出力部と、 前記リソース調整装置からの指示を受け、前記高負荷仮想サーバ群に所属する前記仮想サーバに配分された追加リソース量のリソースを追加する管理部と を備える、 ことを特徴とする仮想サーバリソース調整システム。
IPC (2件):
G06F 9/50 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F9/46 462A ,  G06F9/46 350
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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