特許
J-GLOBAL ID:201003064273567210

合成繊維用処理剤及び合成繊維処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 入山 宏正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293645
公開番号(公開出願番号):特開2010-121223
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】産業資材用合成繊維のように高温且つ高接圧の過酷な条件下で製糸される場合であっても、該合成繊維に高度の極圧潤滑性と優れた耐熱性を与えて、製糸工程における毛羽及びタールの発生を抑え、操業性の低下を防止すると同時に、ポリ塩化ビニル樹脂やポリプロピレン樹脂等の有機ポリマー樹脂で被覆される用途に使用されても、十分な接着性を発現することができる合成繊維用処理剤及び合成繊維の処理方法を提供する。【解決手段】合成繊維用処理剤として、有機酸エステル、非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から成る合成繊維用処理剤であって、有機酸エステルを全体の10〜45質量%、非イオン界面活性剤を全体の45〜84質量%及びアニオン界面活性剤を全体の0.1〜10質量%の割合で含有し、且つ有機酸エステルの少なくとも一部として特定のダイマー酸エステルを全体の3〜45質量%含有して成るものを用いた。【選択図】なし
請求項(抜粋):
有機酸エステル、非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤からなる合成繊維用処理剤であって、有機酸エステルを全体の10〜45質量%、非イオン界面活性剤を全体の45〜84質量%及びアニオン界面活性剤を全体の0.1〜10質量%の割合で含有し、且つ有機酸エステルの少なくとも一部として下記のダイマー酸エステルを全体の3〜45質量%含有して成ることを特徴とする合成繊維用処理剤。 ダイマー酸エステル:不飽和脂肪酸の2分子以上を分子間重合した不飽和重合脂肪酸であるダイマー酸及び/又は該不飽和重合脂肪酸に部分的若しくは完全に水素添加した飽和若しくは不飽和重合脂肪酸であるダイマー酸と、脂肪族モノアルコールとのエステル化合物から選ばれる一つ又は二つ以上。
IPC (2件):
D06M 13/224 ,  D06M 13/152
FI (2件):
D06M13/224 ,  D06M13/152
Fターム (10件):
4L033AA07 ,  4L033AA08 ,  4L033AB01 ,  4L033AC09 ,  4L033BA13 ,  4L033BA14 ,  4L033BA17 ,  4L033BA21 ,  4L033BA28 ,  4L033BA39
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (4件)
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