特許
J-GLOBAL ID:201003065632767138

列車制御システム及び列車制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-082050
公開番号(公開出願番号):特開2010-234829
出願日: 2009年03月30日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】悪意者のなりすまし、通信妨害等の対策がなされた高セキュリティな列車制御システム等を提供する。【解決手段】地上装置15に対する通信予約処理では、車上装置11の通信予約手段62が、地上装置15に対して通信予約を要求する。車上装置11の通信予約手段62は、運行情報データベース65を参照し、それぞれの地上装置15に到達する時間を予測して、所定の時間内に到達する地上装置15に対して通信予約を要求する。地上装置15の通信予約受付手段71は、車上装置11の通信予約を受け付ける。地上装置15の通信可否判定手段72は、通信予約を行った車上装置11の通信許可情報を所定の時間まで有効とみなし、車上装置11の通信可否を判定する。また、車上装置11の通信予約手段62は、列車運行の支障により地上装置15に到着する時間が遅れる場合、再び通信予約を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
列車に搭載される車上装置と線路に沿って配置される地上装置が無線通信路である第1通信路を介して通信を行い、前記地上装置と中央管理装置が前記第1通信路と異なる第2通信路を介して通信を行うことによって前記列車を制御する列車制御システムであって、 前記車上装置は、 自らを証明するための証明書と、 前記証明書を用いて前記中央管理装置に認証要求を行う認証要求手段と、 前記地上装置との無線通信が許可されたことを示す前記列車ごとの通信許可情報を用いて、前記地上装置に対して通信予約を行う通信予約手段と、 を具備し、 前記中央管理装置は、 前記証明書が登録されている証明書データベースと、 前記車上装置からの認証要求に応じて、提示された証明書が前記証明書データベースに存在するかを確認し、存在する場合には前記車上装置に前記通信許可情報を送信する認証手段と、 を具備し、 前記地上装置は、 前記車上装置からの通信予約を受け付ける通信予約受付手段と、 通信予約を行った前記車上装置の前記通信許可情報を所定の時間まで有効とみなし、前記車上装置の通信可否を判定する通信可否判定手段と、 を具備することを特徴とする列車制御システム。
IPC (1件):
B61L 27/00
FI (1件):
B61L27/00 Z
Fターム (3件):
5H161AA01 ,  5H161JJ02 ,  5H161JJ22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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