特許
J-GLOBAL ID:201003068528121055

波浪予測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  大塚 文昭 ,  西島 孝喜 ,  須田 洋之 ,  越柴 絵里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-222205
公開番号(公開出願番号):特開2010-054460
出願日: 2008年08月29日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】実際の波浪観測ブイの設置場所に限定されることなく、任意の地点に関する波浪予報を高精度且つリアルタイムで分かり易くユーザに呈示することのできる技術の提供を目的とする。【解決手段】第一推定値の気象予報値を観測値で修正した大気解析データに含まれる風向及び風速データを基にデータ補間してN時の波浪予報データを推算すると、これをN+α時の波浪予測のための初期条件値として波浪推算プログラムに設定し、N+α時の波浪を予測する。本処理は大気解析データが更新される所定時間間隔(α)ごとに繰り返し実行される。また、地球規模での気象変化を予測計算した全球気象予報データや局地気象データの風データを波浪推算プログラムに設定して波浪予測を行う。これにより、時間経過に伴う波浪状態の変化予報データに誤差拡大がない高精度な波浪予報データをあらゆる地点について迅速に算出することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一推定値の気象予報値を観測値で修正した大気解析データと、海洋の波浪状態を予測する波浪推算プログラムとを利用して海洋の波の諸量を予測する波浪予測システムであって、 所定の時間間隔で得られる前記大気解析データから風向及び風速データを抽出するデータ受信手段と、 前記大気解析データに含まれる風向及び風速データを基に、N時の所定時間(α)前の時点(N-α)からN時の間をデータ補間することによってN時の波浪データを推算し、当該推算データ値をN+α時の波浪予測のための初期条件値として前記波浪推算プログラムに設定して、N+α時の波浪を予測する波浪予測手段とを有し、 前記データ受信手段が、更新後の新たな大気解析データの風データを所定時間間隔(α)で受信するたびに、前記波浪予測手段は、当該更新後の風データによるデータ補間に基づき推算した波浪データ値を、次のα時間後の波浪予測の初期条件として前記波浪推算プログラムに再設定して前記所定時間(α)経過後の波浪予測を繰り返すことにより、時間経過に伴う波浪状態の変化予測データに誤差拡大がないようにすることを特徴とする、波浪予測システム。
IPC (1件):
G01W 1/00
FI (2件):
G01W1/00 Z ,  G01W1/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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