特許
J-GLOBAL ID:201003069402236864
模擬狭窄血管及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
榎本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-069196
公開番号(公開出願番号):特開2010-224069
出願日: 2009年03月20日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】 少なくとも一部分が石灰化したことによる実際の狭窄病変状態に近い模擬狭窄血管を提供すること。【解決手段】 模擬狭窄血管1は、石灰化による狭窄病変部位を模擬した模擬血管壁2と、血管の内腔部分を模擬した模擬内腔3とを備えている。模擬血管壁2は、狭窄病変部位に相当する狭窄病変領域4と、狭窄病変領域4に隣接し非病変部位に相当する非病変領域5とを備えている。狭窄病変領域4は、模擬内腔3側に位置する内側部分6と、内側部分6よりも外側で非病変領域5と同一の材料で連なる外側部分7と、外側部分7に埋設され、内側部分6よりも硬質となる中間部分8とを含む。内側部分6は、シリコーン等の高分子材料によって形成され、外側部分7は、シリコーン等の高分子材料により形成され、中間部分8は、内側部分6と異なるポリエチレン製のチューブによって形成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも一部分が石灰化したことによる狭窄病変部位を含む血管壁を模擬した模擬血管壁と、血管の内腔部分を模擬した模擬内腔とを備えた模擬狭窄血管において、
前記模擬血管壁は、前記狭窄病変部位に相当する狭窄病変領域と、当該狭窄病変領域に隣接し、非病変部位に相当する非病変領域とを備え、
前記狭窄病変領域は、前記模擬内腔側に位置する内側部分と、当該内側部分よりも外側に位置し、前記非病変領域と同一の材料で連なる外側部分と、当該外側部分に埋設され、前記内側部分よりも硬質となる中間部分とを含み、
前記内側部分は、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムの何れかの無機材料又はシリコーン、ラテックス、ポリウレタンの何れかの高分子材料、若しくは、前記無機材料及び前記高分子材料の混合材料によって形成され、
前記外側部分は、シリコーン、ラテックス、ポリウレタンの何れかの高分子材料により形成され、
前記中間部分は、前記内側部分と異なる樹脂材料若しくは金属材料によって形成されていることを特徴とする模擬狭窄血管。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
引用特許:
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