特許
J-GLOBAL ID:201003071257467334

残響抑圧装置、及び残響抑圧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-124873
公開番号(公開出願番号):特開2010-282193
出願日: 2010年05月31日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】演算処理を低減しつつ、精度良く残響成分を抑圧する残響抑圧装置及び残響抑圧方法を提供することを課題としている。【解決手段】音声信号を生成し出力する音声信号出力部と、マイクロホンから入力信号を取得する音声取得部と、音声信号と入力信号と音源信号との相関関係を示す分離行列を算出し、且つ入力信号から音源信号の分離度を評価する第1評価関数を算出する第1評価関数算出部と、最適分離行列を算出し最適分離行列に基づき入力信号から音声信号以外の音源信号を分離することで残響成分を抑圧する残響成分抑圧部と、分離行列の更新量を定めるステップ・サイズの関数を複数の区間に分け、複数の区間毎に線形関数で近似しステップ・サイズを算出し、算出したステップ・サイズを用いて第1評価関数に基づき音源信号の分離度が所定値より高くなるように分離行列の更新を繰り返す分離行列更新部を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の音源信号を集音する複数のマイクロホンから出力されている入力信号に基づいて、前記複数の音源信号を分離する残響抑圧装置において、 音声信号を生成し、生成した音声信号を出力する音声信号出力部と、 前記マイクロホンからの入力信号を取得する音声取得部と、 前記生成された音声信号と前記入力信号と前記音源信号との相関関係を示す分離行列を算出するとともに、前記入力信号から前記音源信号の分離度を評価する第1評価関数を算出する第1評価関数算出部と、 前記第1評価関数に基づき音源信号の分離度が所定値より高くなる場合の前記分離行列である最適分離行列を算出し、前記算出した最適分離行列に基づいて前記入力信号から前記生成された音声信号以外の前記音源信号を分離することにより残響成分を抑圧する残響成分抑圧部と、 前記分離行列の更新量の大きさを定めるステップ・サイズの関数を、複数の区間に分け当該複数の区間毎に線形関数を用いて近似し、前記近似した線形関数に基づき前記ステップ・サイズを算出し、前記算出されたステップ・サイズを用いて、前記第1評価関数に基づき音源信号の前記分離度が前記所定値より高くなるように前記分離行列の更新を繰り返す分離行列更新部と、 を備えることを特徴とする残響抑圧装置。
IPC (1件):
G10L 21/02
FI (3件):
G10L21/02 201C ,  G10L21/02 203A ,  G10L21/02 203Z

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