特許
J-GLOBAL ID:201003072611352007

電池用リチウムバナジウムポリアニオン粉末の製造のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  砂川 克
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-511320
公開番号(公開出願番号):特表2010-529622
出願日: 2008年06月05日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
本発明は、リチウムイオン電池を製造するための改良されたカソード粉末を製造するための方法に関し、該粉末はリチウム、バナジウム及びポリアニオンを含む。該方法は、五酸化バナジウムを還元剤、溶媒、及びカーボン-残留物-形成物質と共に含む、前駆物質の溶液-懸濁液を形成することを含む。還元剤は、五酸化バナジウム中のバナジウムをV5+ からV3+に還元させる。溶液-懸濁液は、カーボン-残留物-形成物質が酸化して沈殿し、CCLVPを形成するように、LVPの合成を推進するために不活性環境下で加熱される。液体は、固体から分離され、乾燥粉末は過熱されて生成物の結晶化が推進される。生成物は、小さい粒子サイズを維持しており、伝導率のためにLVP中にカーボンを含み、また、極めて低いコストで前駆物質を作成し、及び、該産物を電池内で使用するのに適した粒子サイズに減少させる必要がない。電池内で使用するために必要な伝導率を提供するための、さらなるカーボンブラック、グラファイト又は他の形態カーボンの添加は必要とされない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
微細なリチウムカソード電池粉末を製造する方法であって、以下の工程を含む方法: a.リチウム含有化合物、ポリアニオン含有化合物及び五酸化バナジウム(V2O5)を含む前駆物質を、有機溶媒/還元剤に分散及び溶解させて懸濁液-溶液を形成する; b.前記懸濁液-溶液を第1の上昇温度に加熱して、前記有機溶媒/還元剤に、五酸化バナジウムを5+ 価状態から3+ 価状態に還元させ、同時に、リチウムバナジウムポリアニオン固体粒子を形成させること;及び c.前記固体粒子を前記液体から分離すること。
IPC (3件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/36 ,  C01B 25/40
FI (3件):
H01M4/58 101 ,  H01M4/36 C ,  C01B25/40 Z
Fターム (19件):
5H050AA02 ,  5H050AA08 ,  5H050AA19 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CB12 ,  5H050EA08 ,  5H050FA02 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA15 ,  5H050GA26 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る