特許
J-GLOBAL ID:201003073125152477
建設機械の油圧制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-334551
公開番号(公開出願番号):特開2010-156135
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2010年07月15日
要約:
【課題】走行操作と作業操作を同時に行う走行複合操作を片走行複合操作と両走行複合操作とに分け、片走行複合操作時の走行モータの過回転を防止する。【解決手段】走行複合操作のうち両走行複合操作時には、第1ポンプ19によって作業アクチュエータ6,7,8,12を駆動し、第2ポンプ20によって両走行モータ10,11を駆動しながら、第1ポンプ19の吐出油の一部を連通路30によって走行側に供給する第2の圧油供給状態とし、片走行複合操作時には、第2の圧油供給状態から連通路30を閉じ、第1ポンプ19の吐出油を走行モータ10,11に、第2ポンプ20の吐出油を作業アクチュエータ6,7,8,12にそれぞれ独立して供給する第3の圧油供給状態とする構成とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下部走行体上に搭載された上部旋回体に作業アタッチメントが装着され、左右の走行モータと、この両走行モータ以外の作業アクチュエータとを備えた油圧アクチュエータ群が、左右いずれか一方の走行モータを含む第1グループと、他方の走行モータを含む第2グループとに分けられるとともに、エンジンによって駆動される油圧源としての第1及び第2両ポンプと、上記両走行モータ及び作業アクチュエータの操作量に応じてポンプ吐出油の流路を切換える走行直進弁と、上記走行モータ及び作業アクチュエータの操作状態を示す操作信号に基づいて上記走行直進弁を切換制御する制御手段とが設けられ、この制御手段により、
(A)走行操作と走行操作以外の操作である作業操作を別々に行う単独操作時には、上記第1及び第2両グループに別々のポンプの吐出油を独立して供給する第1の圧油供給状態とし、
(B)走行操作と作業操作を同時に行う複合操作のうち、両走行モータが同時に操作される両走行複合操作時には、一方のポンプの吐出油を上記両走行モータに、他方のポンプの吐出油を上記作業アクチュエータにそれぞれ供給しながら、上記他方のポンプの吐出油を連通路によって走行モータに供給する第2の圧油供給状態とし、
(C)上記複合操作のうち、左右いずれか一方の走行モータのみが操作される片走行複合操作時には、上記連通路を閉じて、一方のポンプの吐出油を上記走行モータに、他方のポンプの吐出油を上記作業アクチュエータにそれぞれ独立して供給する第3の圧油供給状態とする
ように構成されたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
IPC (3件):
E02F 9/22
, F15B 11/02
, F15B 11/17
FI (4件):
E02F9/22 A
, E02F9/22 K
, F15B11/02 M
, F15B11/16 A
Fターム (24件):
2D003AA01
, 2D003AB01
, 2D003AB02
, 2D003AB03
, 2D003AB04
, 2D003BA01
, 2D003BB02
, 2D003CA04
, 2D003CA07
, 2D003CA08
, 2D003DA03
, 2D003DA04
, 2D003FA02
, 3H089AA72
, 3H089AA78
, 3H089BB15
, 3H089BB20
, 3H089CC08
, 3H089CC11
, 3H089DA03
, 3H089DA13
, 3H089DB43
, 3H089GG02
, 3H089JJ01
引用特許:
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