特許
J-GLOBAL ID:201003073728219517

負荷時タップ切換器用切換スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-245628
公開番号(公開出願番号):特開2010-080590
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】可動接触子が固定接触子に接触した状態を保つ期間を任意に設定することができる負荷時タップ切換器用切換スイッチを提供する。【解決手段】後端部が回動自在に支持されて第1の固定接触子3u〜3wに接触する位置と第2の固定接触子4u〜4wに接触する位置との間を回動する可動接触子5u〜5wの先端にローラ8u〜8wを取り付けるとともに、ローラが嵌合するV字溝Vu〜Vwを外周に有する駆動円板9を駆動軸2に取り付けて、駆動円板9が一方向及び他方向にそれぞれ回転する過程でローラ8u〜8wがV字溝Vu〜Vwに嵌合した状態で可動接触子が第1の固定接触子側及び第2の固定接触子側にそれぞれ回動し、最終的にローラ8u〜8wがV字溝から離脱して駆動円板9の外周に接した状態になったときに、可動接触子が第1の固定接触子及び第2の固定接触子に完全に接触した状態になるように構成した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
負荷時タップ切換器の絶縁筒内に、該絶縁筒の中心軸線と直交する基準平面に沿って前記絶縁筒の周方向に並べた状態で配置されて前記絶縁筒に支持された第1及び第2の固定接触子と、前記絶縁筒の中心部に該絶縁筒と同軸的に配置さた駆動軸と、先端部を前記駆動軸側に向け、後端部を前記絶縁筒側に向けた状態で前記基準平面上に配置されて前記基準平面上で前記第1及び第2の固定接触子がそれぞれ配置された位置の間を2等分する点と前記絶縁筒の中心軸線とを結ぶ基準直線上に設けられた回動中心軸に後端部が結合されることにより前記基準平面上で回動し得るように支持された可動接触子と、前記駆動軸が一方向に回転する過程及び他方向に回転する過程でそれぞれ前記可動接触子を前記第1の固定接触子及び第2の固定接触子に接触させるように前記駆動軸の回転に応じて前記可動接触子を操作する操作機構とを備えた負荷時タップ切換器用切換スイッチにおいて、 前記可動接触子は、前記基準平面上で前記回動中心軸の軸線と交わる1つの直線を中心線として該中心線に対して対称な位置に前記第1及び第2の固定接触子にそれぞれ接触する第1の接点部及び第2の接点部を有するように構成され、 前記操作機構は、中心軸線を前記駆動軸と平行な方向に向け、回転中心を前記可動接触子の中心線上に位置させた状態で前記可動接触子の先端部に支持されたローラと、前記ローラを嵌合させるV字溝を外周部に有して前記駆動軸と中心軸線を共有した状態で前記駆動軸に固定された絶縁性の駆動円板とを具備し、 前記可動接触子が回動する過程で前記中心線が前記基準直線に一致したときに前記基準平面上で前記駆動軸の中心軸線と前記V字溝の中心とを結ぶ直線が前記中心線に重なるように前記V字溝が設けられ、 前記駆動円板が前記一方向及び他方向にそれぞれ回転する過程で前記ローラが前記V字溝に嵌合した状態で前記可動接触子が前記第1の固定接触子側及び第2の固定接触子側にそれぞれ回動して、最終的に前記ローラが前記V字溝から離脱して前記駆動円板の外周に接した状態になることにより前記第1の接点部及び第2の接点部がそれぞれ前記第1の固定接触子及び第2の固定接触子に完全に接触した状態になるように、前記駆動円板の外径と前記V字溝の形状とが設定されていること、 を特徴とする負荷時タップ切換器用切換スイッチ。
IPC (1件):
H01F 29/04
FI (1件):
H01F29/04 502D
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る