特許
J-GLOBAL ID:201003077071902900

高炭素熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-108623
公開番号(公開出願番号):特開2010-255066
出願日: 2009年04月28日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】Bが添加されており、焼入れ処理時に空気を混合してカーボンポテンシャルを制御した雰囲気中で長時間加熱しても安定して優れた焼入れ性が得られ、かつ全伸びElが37%以上で優れた冷間加工性を有する高炭素熱延鋼板およびその製法を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.37%、Si:1%以下、Mn:2.5%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.0005〜0.0050%、B:0.0010〜0.0050%、およびSb、Snのうち少なくとも1種:合計で0.003〜0.10%を含有し、かつ0.50≦(14[B])/(10.8[N])の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、フェライト相とセメンタイトからなり、前記フェライト相の平均粒径が10μm以下、前記セメンタイトの球状化率が90%以上であるミクロ組織を有することを特徴とする高炭素熱延鋼板。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.15〜0.37%、Si:1%以下、Mn:2.5%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.0005〜0.0050%、B:0.0010〜0.0050%、およびSb、Snのうち少なくとも1種:合計で0.003〜0.10%を含有し、かつ0.50≦(14[B])/(10.8[N])の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、フェライト相とセメンタイトからなり、前記フェライト相の平均粒径が10μm以下、前記セメンタイトの球状化率が90%以上であるミクロ組織を有することを特徴とする高炭素熱延鋼板;ただし、[B]、[N]はそれぞれB、Nの含有量(質量%)を表す。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 301W ,  C22C38/60 ,  C21D9/46 T
Fターム (24件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA26 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB06 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037FC07 ,  4K037FD04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FF02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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