特許
J-GLOBAL ID:201003077278271640

推定装置、符号器、復号器、推定方法、符号方法、復号方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  中辻 史郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-129538
公開番号(公開出願番号):特開2010-278782
出願日: 2009年05月28日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】計算時間を短縮することを課題とする。【解決手段】推定装置は、まず、初期の制約条件を用いて暫定解zjを算出する。次に、行列の要素が0でない列を示すインデックスjの集合を作成し、jの集合を、集合S0及び集合S1にそれぞれ分類する。続いて、線形方程式の切片が0である場合にはS1に分類されたjの数が奇数となるように、また、切片が1である場合にはS1に分類されたjの数が偶数となるように調整する。調整の結果、S1に属することとなったjに対応する暫定解zj全てについて1との距離を加算した加算値と、S0に属することとなったjに対応する暫定解zj全てについて0との距離を加算した加算値との総和が、1以上となるか否かを判定する。判定の結果、1以上とならないと判定した場合に、判定に用いた不等式に基づき切除不等式を抽出し、制約不等式の集合に追加する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
0と1との2元の有限体上において線形方程式を制約条件として目的関数を最適化する推定装置であって、 0以上かつ1以下であることを示す制約不等式の集合を初期の制約条件として、また、暫定的な最適解zjを切除する切除不等式が抽出された場合には当該切除不等式を追加した制約不等式の集合を新たな制約条件として、暫定解zjを算出する暫定解算出手段と、 前記線形方程式の係数である行列の各行ごとに、行列の要素が0でない列を示すインデックスjの集合を作成し、当該インデックスjの集合を、当該インデックスjに対応する暫定解zjと1との距離が0との距離を上回る場合には第一集合S0に、暫定解zjと1との距離が0との距離を下回る場合には第二集合S1にそれぞれ分類する分類手段と、 前記線形方程式の切片が0である場合には前記第二集合S1に分類されたインデックスjの数が奇数となるように、また、前記線形方程式の切片が1である場合には前記第二集合S1に分類されたインデックスjの数が偶数となるように、前記分類手段によって分類された第一集合S0及び第二集合S1を調整する調整手段と、 前記調整手段によって調整された結果、前記第二集合S1に属することとなったインデックスjに対応する暫定解zj全てについて1との距離を加算した加算値と、前記第一集合S0に属することとなったインデックスjに対応する暫定解zj全てについて0との距離を加算した加算値との総和が、1以上となるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって判定された結果、1以上とならないと判定した場合に、前記判定に用いた不等式に基づき前記切除不等式を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された切除不等式を前記制約不等式の集合に追加する追加手段と を備えたことを特徴とする推定装置。
IPC (1件):
H03M 13/39
FI (1件):
H03M13/39
Fターム (3件):
5J065AD07 ,  5J065AG01 ,  5J065AH02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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