特許

J-GLOBAL ID：201003077491913591

チタン酸バリウム系結晶の製造方法

発明者： 秋重 幸邦
出願人/特許権者： 国立大学法人島根大学
代理人 (1件)： 田邊 義博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-063809
公開番号（公開出願番号）：特開2010-215450
出願日： 2009年03月17日
公開日（公表日）： 2010年09月30日
要約：

【課題】成形性に優れ鉛を含まない新規な強誘電体を提供すること。【解決手段】BaアルコキシドとTiアルコキシドとKFとが混合された溶液を、ゾルゲル法によって、1000°C未満の温度で有機分を除去することにより、BaTiO3結晶のBaの一部がKにOの一部がKと同量のFに置換された結晶粉末を得ることを特徴とするチタン酸バリウム系結晶の製造方法である。650°Cという低温で仮焼きした場合でも元素置換されたナノ結晶を得ることができ、これを元に焼成してセラミックスを得ることができる。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

BaアルコキシドとTiアルコキシドとKFとが混合されたゾル溶液から、ゾルゲル法によって前駆体ゲルを作製して1000°C未満の温度で有機分を除去し、これにより、BaTiO3結晶のBaの一部がKにOの一部がKと同量のFに置換された結晶粉末を得ることを特徴とするチタン酸バリウム系結晶の製造方法。

IPC (7件)：

C30B 29/32 ,  C30B 7/14 ,  C30B 33/02 ,  C04B 35/46 ,  C01G 23/00 ,  H01L 41/187 ,  H01L 41/24

FI (7件)：

C30B29/32 C ,  C30B7/14 ,  C30B33/02 ,  C04B35/46 D ,  C01G23/00 C ,  H01L41/18 101B ,  H01L41/22 A

Fターム (24件)：

4G031AA01 ,  4G031AA06 ,  4G031AA11 ,  4G031BA09 ,  4G031BA10 ,  4G031GA01 ,  4G031GA07 ,  4G047CA06 ,  4G047CA07 ,  4G047CA10 ,  4G047CB06 ,  4G047CC02 ,  4G047CD03 ,  4G047CD07 ,  4G077AA01 ,  4G077BC41 ,  4G077BC42 ,  4G077CB01 ,  4G077EC04 ,  4G077EC07 ,  4G077FE14 ,  4G077FH09 ,  4G077HA05 ,  4G077HA11

引用特許：

審査官引用 (2件)

• KFを含有するチタン酸バリウム系圧電体またはその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-122088   出願人：国立大学法人島根大学
• チタン酸バリウム焼結体用原料粉末
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-149615   出願人：北興化学工業株式会社