特許
J-GLOBAL ID:201003078351494668

切断反応による核酸の検出のための方法および組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-541628
公開番号(公開出願番号):特表2010-512754
出願日: 2007年12月15日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
本発明は、標的核酸配列を含む試料を上流および下流オリゴヌクレオチドとともにインキュベートすることにより、切断構造を形成する段階、ならびにシグナルを生成するために切断構造をヌクレアーゼで切断する段階を含む、試料中の標的核酸配列の存在を示すシグナルを生成するための、方法、組成物およびキットを提供する。検出可能なシグナルの存在は、標的核酸配列および非侵入性の切断構造の存在を示す。
請求項(抜粋):
(a) 以下を提供する段階: 3'から5'方向の順に第一の領域および第二の領域を含む、標的核酸、 3'から5'方向の順に第一の領域および第二の領域を含む、鋳型核酸、 該標的核酸の該第一の領域に少なくとも部分的に相補的である、第一のオリゴヌクレオチド、 3'領域が、該標的核酸の該第二の領域に相補的であり、かつ 5'領域が、該標的核酸に相補的ではないが、該鋳型核酸の該第一の領域に少なくとも部分的に相補的である、 5'領域および3'領域を含む第二のオリゴヌクレオチド、 3'領域が、該鋳型核酸の該第二の領域に少なくとも部分的に相補的であり、かつ 5'領域が、該鋳型核酸に相補的ではない、 5'領域および3'領域を含む第三のオリゴヌクレオチド、 切断因子、および 重合因子; (b) 該標的核酸、該鋳型核酸、該第一のオリゴヌクレオチド、該第二のオリゴヌクレオチド、該第三のオリゴヌクレオチド、該切断因子および該重合因子を、以下を可能とする反応条件の下で混合する段階: 第二のオリゴヌクレオチドの5'領域が第一の切断構造の第一のフラップを形成する、該標的核酸と該第一のオリゴヌクレオチドおよび該第二のオリゴヌクレオチドのそれぞれとの間の二本鎖の形成、 第一のフラップの遊離を可能とする、該切断因子による第一のフラップの切断、 第三のオリゴヌクレオチドの5'領域が第二の切断構造の第二のフラップを形成する、遊離された第一のフラップと、該鋳型核酸と、該第三のオリゴヌクレオチドとによる第二の二本鎖の形成、および 該切断因子による第二のフラップの切断; ならびに (c)第一の二本鎖が形成されると、該第一のオリゴヌクレオチドおよび該第二のオリゴヌクレオチドが少なくともニックによって分離される場合のみ、シグナルが生成される、第二のフラップの切断から生成した該シグナルを検出する段階 を含む、標的核酸を検出する方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A
Fターム (17件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024HA08 ,  4B024HA14 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR14 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 標的核酸配列の検出法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-535602   出願人:ストラタジーン
  • 特許第6528254号
  • 特許第6548250号

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