特許
J-GLOBAL ID:201003080006041752

情報を含んだ漏洩電磁波評価システム、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-034977
公開番号(公開出願番号):特開2010-190708
出願日: 2009年02月18日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】 ディスプレイを有する情報技術機器から放射される、情報を含んだ漏洩電磁波に対し、具体的な情報漏洩対策を施すことが可能な評価情報を容易かつ短時間で得られるようにする。【解決手段】 情報を含んだ漏洩電磁波評価システムは、評価対象機器から放射される漏洩電磁波のうち、ディスプレイに表示した情報成分を含んだ漏洩電磁波の放射源を可視化するものである。ディスプレイに周期構造を持った評価用画像を表示させ、漏洩電磁波を測定すると、その表示画像成分のスペクトルが観測できる。このことを利用して、評価用画像と無地画像を表示したときのスペクトルのレベル差を観測し、漏洩電磁波中に情報が含まれているか否かの判定を行う。ディスプレイ上に、任意の周波数成分を持った画像を表示し、結果として、所望の周波数成分を持った漏洩電磁波を意図的に放射させ、機器周囲の漏洩電磁波のレベルを順に測定することにより、情報を含んだ漏洩電磁波の成分の放射源と、その電界強度を特定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ディスプレイを有する評価対象機器からの情報を含んだ漏洩電磁波を評価する、情報を含んだ漏洩電磁波評価システムにおいて、 無地画像を上記評価対象機器のディスプレイに表示させ、その表示時に捕捉した漏洩電磁波のスペクトル分析結果を得る無地画像表示・分析スペクトル取込手段と、 所定模様を有し、その模様が時間経過と共に変化する時間変化画像を、評価対象機器のディスプレイに表示させ、その表示時に捕捉した漏洩電磁波のスペクトル分析結果を得る時間変化画像表示・分析スペクトル取込手段と、 得られた2種類のスペクトル分析結果の差分を算出するスペクトル差分算出手段と、 スペクトル分析結果の差分に基づき、漏洩電磁波の中で情報漏洩に働く周波数成分を決定する情報漏洩成分決定手段と を有することを特徴とする情報を含んだ漏洩電磁波評価システム。
IPC (1件):
G01R 29/08
FI (1件):
G01R29/08 D
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る