特許
J-GLOBAL ID:200903057842396333

電磁妨害波測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-226835
公開番号(公開出願番号):特開2007-040894
出願日: 2005年08月04日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】ノイズの測定およびノイズ源特定の作業の効率および精度が低かった。【解決手段】カーブを楕円曲面とした反射鏡41の二つの焦点のうち、反射面41aから遠い焦点F1に被試験機を置き、近い側の焦点F2に複数の微小ループアンテナ43ijをマトリクス状に配列させたアンテナ回路42を固定し、被試験機における焦点F1を中心とした測定対象領域中の微小領域から輻射されるノイズを各微小領域に対応する微小ループアンテナ43ijがそれぞれ受信するとした。結果、アンテナ装置40または被試験機を移動させることなく、各切替スイッチを切替えて全微小ループアンテナ43ijを一通り選択するだけで、一つの測定対象領域について、微小領域毎にノイズ検出を行うことができ、ノイズ検出の作業効率が上がり、かつノイズ源の特定も被試験機を構成する極めて小さな部品単位あるいは部品の一部箇所まで落とし込んで正確に行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被試験機から輻射されるノイズ信号を捕らえるアンテナをマトリクス状に複数配列して構成したノイズ信号取得手段と、対象とするアンテナを所定の順序にて切替えて各アンテナからそのアンテナが捕らえたノイズ信号を出力させるアンテナ位置切替手段と、当該出力されたノイズ信号に基づいて被試験機におけるノイズ信号の発生状況を所定の表示部に表示するノイズ解析表示手段とからなる電磁妨害波測定装置において、 上記ノイズ信号取得手段は、被試験機から輻射されたノイズ信号を反射する反射面のカーブが楕円曲面を描く反射鏡であって、被試験機のうち上記楕円曲面の二つの焦点のうち反射面から遠い側の焦点位置に存在するノイズ測定対象領域から輻射されるノイズ信号を反射する上記反射鏡と、上記二つの焦点のうち反射面に近い側の焦点位置に設置されたアンテナ回路であって、上記反射によって収束したノイズ信号をそれぞれの位置において受信する微小ループアンテナをマトリクス状に複数配列した上記アンテナ回路とからなり、 上記ノイズ解析表示手段は、少なくとも、各微小ループアンテナによって捕らえたノイズ信号からそれぞれに特定の周波数成分を抽出するバンドパスフィルタと、当該バンドパスフィルタから抽出された周波数成分に基づいて上記ノイズ測定対象領域から輻射されているノイズ信号の上記特定の周波数における電界強度分布を表示する画像データを生成するとともに当該画像データに基づく表示を行うコンピュータとからなり、さらにコンピュータは、電界強度分布を表示する際に、上記画像データに対してエッジ強調処理を行いエッジが強調された後の電界強度分布を表示することを特徴とする電磁妨害波測定装置。
IPC (1件):
G01R 29/08
FI (1件):
G01R29/08 D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電磁雑音測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-259437   出願人:協同組合ジョイント・ラボ・仙台
審査官引用 (3件)

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