特許

J-GLOBAL ID：201003080884608023

グルコース脱水素酵素およびグルコースの電気化学測定法

発明者： 稲森 和紀 ,  歌島 悠 ,  北林 雅夫 ,  西矢 芳昭
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-226983
公開番号（公開出願番号）：特開2010-057427
出願日： 2008年09月04日
公開日（公表日）： 2010年03月18日
要約：

【課題】特に自己血糖測定において有用である、測定精度、グルコースに対する反応特異性および電極センサーとしての保存安定性の点で、従来のセンシング技術と比較して格段に優れ、更に広い温度条件の下でも安定した測定を行うことが可能である、グルコース脱水素酵素、それを用いるグルコースの測定方法および酵素組成物を提供する。【解決手段】50°Cにおける活性値を100%とする場合に、20°Cにおける活性値が30%以上、好ましくは10°Cにおける活性値が15%以上、より好ましくは5°Cにおける活性値が10%以上、更に好ましくは60°Cにおける活性値が70%以上であることを特徴とするグルコース脱水素酵素、ならびに該グルコース脱水素酵を用いたグルコースの電気化学的な測定方法。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

下記の理化学的性質を有し、かつ50°Cにおける活性値を100%とする場合に、20°Cにおける活性値が30%以上であることを特徴とするグルコース脱水素酵素。 至適温度 50〜55°C 温度安定性 50°C、30分処理による残存活性が80%以上 至適pH 7.0付近 pH安定性 4.0〜8.0(25°C、16時間) 糖含有量 20〜50% Km 50〜70mM

IPC (5件)：

C12N 9/02 ,  C12Q 1/00 ,  C12N 15/09 ,  G01N 27/416 ,  G01N 27/327

FI (5件)：

C12N9/02 ,  C12Q1/00 B ,  C12N15/00 A ,  G01N27/46 338 ,  G01N27/30 353R

Fターム (19件)：

4B024AA11 ,  4B024BA08 ,  4B024CA05 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024FA01 ,  4B024GA11 ,  4B024HA03 ,  4B024HA11 ,  4B050CC03 ,  4B050CC07 ,  4B050DD03 ,  4B050LL03 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ68 ,  4B063QR04 ,  4B063QR82 ,  4B063QS36 ,  4B063QX04

引用特許：

出願人引用 (4件)

• アスペルギルス・オリゼ由来グルコースデヒドロゲナーゼの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-354168   出願人：東洋紡績株式会社
• 国際公開2007/139013号パンフレット
  
• 国際公開2008/001903号パンフレット
  
• 国際公開2004/058958号パンフレット