特許
J-GLOBAL ID:201003081764792790

滅菌接触面を有する人工寛骨臼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-544482
公開番号(公開出願番号):特表2010-515478
出願日: 2008年01月08日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
本発明は、寛骨臼に係り、当該寛骨臼は、金属製挿入寛骨臼シェル(1)を有する。該シェルは、患者の骨盤の寛骨臼においてアンカーされるよう形成される外側の実質的に半球形である凸状アンカー面、及び、凹状受容面(3)を備える。当該寛骨臼はまた、セラミック固定最終関節インサート(4)を有し、該インサートは、金属製挿入寛骨臼シェル(1)の凹状受容面(3)において係合される外側面(5)、及び人工大腿骨頭又は可動関節インサートの係合及びピボットを可能にするよう実質的に半球形である凹状関節表面(7)を有する内部受容面(6)を備える。寛骨臼は、寛骨臼を位置付けるようインパクター(14)を固定するための手段を受容し得る末梢受容構造(8)を備える金属性挿入寛骨臼シェル(1)において係合される最終的固定寛骨臼セラミックインサート(4)を有して、組立てられた滅菌状態においてパックされ、また、最終的固定寛骨臼セラミックインサート(4)の存在下において、インパクター(15)が寛骨臼に対して固定され得るよう設計される。
請求項(抜粋):
寛骨臼であって、 ・ 患者の骨盤における寛骨臼窩洞にアンカーされるよう適合された実質的に半球形である凸状外部アンカー面(2)を備え、また、環状エッジ(9)を有する凹状受容面(3)を備える、金属挿入シェル(1)と、 ・ 該挿入シェル(1)の前記凹状受容面(3)において係合される外部面(5)を備え、また、大腿骨人工頭又は可動関節インサートの係合及びピボットを可能にするよう実質的に半球形である凹状関節表面(7)を有する内部受容面(6)を備える、セラミック固定最終関節インサート(4)と、 を有し、 該セラミック固定最終関節インサート(4)は、約4mmより薄いかあるいはそれと同等である厚さ(E’)を備え、 前記挿入シェル(1)は、環状受容構造(8)を有し、該環状受容構造(8)は、前記挿入シェル(1)に挿入される前記固定最終関節インサート(4)の前記受容面(6)を越えて突出し、また、前記セラミック固定最終関節インサート(4)の存在下においてインパクター(15)が固定され得るよう適合された環状受容面(10)を有し、 前記挿入シェル(1)は、前記環状エッジ(9)の近くにおいて、約4mmより小さいかあるいは同等であり且つ2mmより大きい厚さ(E)を備える、 ことを特徴とする寛骨臼。
IPC (1件):
A61F 2/34
FI (1件):
A61F2/34
Fターム (6件):
4C097AA06 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097DD02 ,  4C097EE02 ,  4C097SC05
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る