特許
J-GLOBAL ID:201003081840449013
可搬型放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293087
公開番号(公開出願番号):特開2010-124025
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】放射線の照射タイミングと画像データの読み出しタイミングとのタイミング制御を行う必要がなく、かつ、濃淡のない放射線画像を生成可能な可搬型放射線画像撮影装置を提供する。【解決手段】可搬型放射線画像撮影装置1は、二次元状に設けられた放射線検出素子7と、放射線の照射の開始と終了を検出する照射検出手段35とを備え、制御手段22で、放射線の照射が終了したフレームの次のフレームで読み出された画像データFm+1のうち、前記放射線の照射が終了したフレームでの読み出し処理後に放射線の照射によって放射線検出素子7に蓄積された電荷に相当する割合分Fm+1αを読み出し効率aに基づいて補正し、補正した割合分Fm+1αと、補正しなかった前記次のフレームの画像データの残余分Fm+1βと、放射線の照射が開始されてからの各フレームの各画像データFa〜Fmとを加算して、放射線検出素子7ごとの画像データを算出する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
互いに交差するように配設された複数の走査線および複数の信号線と、
前記複数の走査線および複数の信号線により区画された各領域に二次元状に設けられ、照射された放射線の線量に応じて電荷を発生させる放射線検出素子と、
信号読み出し用の電圧を印加する前記各走査線を順次切り替える走査駆動回路と、
前記各走査線に接続され、前記信号読み出し用の電圧が印加されると前記放射線検出素子に蓄積された電荷を前記信号線に放出させるスイッチ素子と、
前記信号線を介して前記放射線検出素子から前記電荷を読み出して前記放射線検出素子ごとに前記電荷を画像データに変換する読み出し回路と、
前記読み出された画像データを保存する記憶手段と、
放射線の照射の開始および終了を検出する照射検出手段と、
前記放射線検出素子の全てから出力される1画面分の前記画像データを読み出す期間を1フレームとするとき、放射線の照射が開始されたフレームから放射線の照射が終了したフレームの次のフレームまでの各フレームごとに読み出された前記画像データを前記記憶手段に保存させるとともに、前記放射線の照射が終了したフレームの次のフレームで読み出された前記画像データのうち、前記放射線の照射が終了したフレームでの読み出し処理後に放射線の照射によって前記放射線検出素子に蓄積された電荷に相当する割合分については、前記放射線検出素子からの読み出し効率に基づいて補正し、補正した当該割合分と、補正しなかった前記次のフレームの前記画像データの残余分と、他のフレームで読み出された前記各画像データとを加算して、放射線検出素子ごとの画像データを算出する制御手段と、
を備えることを特徴とする可搬型放射線画像撮影装置。
IPC (5件):
H04N 5/32
, G01T 1/20
, A61B 6/00
, G01T 1/24
, H04N 5/335
FI (7件):
H04N5/32
, G01T1/20 G
, A61B6/00 300S
, A61B6/00 300W
, G01T1/20 E
, G01T1/24
, H04N5/335 P
Fターム (24件):
2G088EE03
, 2G088FF02
, 2G088GG19
, 2G088GG20
, 2G088GG21
, 2G088JJ05
, 2G088KK06
, 2G088KK20
, 2G088LL11
, 2G088LL17
, 2H013BA02
, 4C093AA03
, 4C093CA15
, 4C093EB12
, 4C093EB13
, 4C093EB17
, 4C093FH02
, 5C024AX12
, 5C024CX03
, 5C024GY31
, 5C024HX28
, 5C024HX30
, 5C024HX46
, 5C024HX58
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
放射線検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-250246
出願人:キヤノン株式会社
-
カセッテ型X線画像撮影装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-239794
出願人:キヤノン株式会社
-
X線撮像装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-307544
出願人:東芝メディカルエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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