特許
J-GLOBAL ID:201003082054440904

燃料の脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鮫島 睦 ,  田村 恭生 ,  言上 惠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-239482
公開番号(公開出願番号):特開2010-050102
出願日: 2009年10月16日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】本発明は、燃料電池システムの全効率を改善することを目的とする。【解決手段】本発明は、水素雰囲気下において、燃料サプライストリームを水素化触媒に接触させることにより水素化し硫黄含有化合物を硫化水素に変換する工程と、硫化水素を取り除き、脱硫した燃料ストリームを生成する工程と、スチームと燃料電池の負荷要求に応じた量のメタンとを含む燃料電池フィードストリームを生成するため予備改質する工程と、燃料電池フィードストリームを第1部分と第2部分とに分ける工程と、第1部分をアノードに搬送する工程と、改質器を使用して第2部分を処理し水素含有量を増加させて水素濃縮燃料ストリームを生成する工程と、上記水素濃縮燃料ストリームを冷却し過剰の水を除去して、水素増加燃料ストリームを生成する工程と、上記水素増加燃料ストリームを、燃料サプライストリームを水素化するための水素源として用いる工程と、を備える方法にある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池のアノードにおいてメタンを水素に内部改質可能な燃料電池のため燃料サプライストリームから硫黄を取り除くための方法であって、 (a)水素雰囲気下において、上記燃料サプライストリームと水素化触媒とを接触させることにより、上記燃料サプライストリームを水素化し、燃料サプライストリーム中の硫黄含有化合物を硫化水素に変換する工程と、 (b)上記硫化水素を取り除き、脱硫した燃料ストリームを生成する工程と、 (c)上記燃料サプライストリーム中のより高級な炭化水素を変換し、スチームと、燃料電池の負荷要求に応じた量のメタンと、を含み、上記燃料電池へ搬送される燃料電池フィードストリームを生成するため、上記脱硫した燃料ストリームを450°C以下の温度でスチーム予備改質器において予備改質する工程と、 (d)燃料電池フィードストリームを、上記燃料電池のアノードでメタンを内部改質するに適したフィードストリームである第1部分と、第2部分とに分ける工程と、 (e)燃料電池フィードストリームの第1部分を燃料電池のアノードに搬送する工程と、 (f)上記燃料電池フィードストリームの第2部分を500〜850°Cで作動する改質器を使用して処理し水素含有量を増加させて水素濃縮燃料ストリームを生成する工程と、 (g)工程(f)において生成された上記水素濃縮燃料ストリームを冷却し、これから過剰の水を除去して、冷却され脱水された水素増加燃料ストリームを生成する工程と、 (h)工程(a)における水素化前に水素増加燃料ストリームを燃料サプライストリームに混合することにより、工程(g)において生成された冷却され脱水された水素増加燃料ストリームを、工程(a)において上記燃料サプライストリームを水素化するための水素源として用いる工程と、を備えることを特徴とする方法。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04 ,  C01B 3/38
FI (3件):
H01M8/06 G ,  H01M8/04 P ,  C01B3/38
Fターム (9件):
4G140EA03 ,  4G140EB01 ,  4G140EB16 ,  4G140EB18 ,  4G140EB42 ,  4G140EB43 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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