特許
J-GLOBAL ID:200903059944202420

炭化水素を燃料とする固体ポリマー燃料電池発電設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507616
公開番号(公開出願番号):特表平8-502855
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】イオン交換膜を用いた燃料電池の積み重ね(186)を用いてガス状又は液状の炭化水素燃料から、電力プラント設備(110)から実用品位の交流電力を生成する。前記燃料は脱硫され、水と混合され、加熱されそして蒸発された後に改質器(168)中に導入される。この改質器(168)は水素に富んだガス(51)を生じ、これは、次いで、一連の熱交換器(164)、シフトコンバーター(172)、及び選択的酸化器(142)に送られる。前記加工された燃料流は燃料電池の積み重ね(186)中で圧縮された酸化剤流と組み合わされてDC電力を発生する。酸化剤の圧力は加熱された設備排出ガスを用いてタービンによって作動する圧縮機(130、134)に供給される。このDC電力は急速な負荷に順応するためのバッテリーピーキング装置(212)で増大された変換器(210)を用いて実用品位のAC電力(195)に変換される。燃料電池の積み重ね(186)中で発生した水は回収され、燃料電池の積み重ねを冷却し、燃料流及び酸化剤流をこれらの燃料電池の積み重ね(186)への導入に先立って冷却するために用いられる。
請求項(抜粋):
次のものを含む統合された燃料電池発電装置: 炭化水素を含む入口燃料流を水素を含む加工された燃料流に接触的に変換するための燃料加工サブシステムであって、水を蒸発させて前記入口燃料流を加湿するための蒸発器、及び少なくとも1つの反応体排出流が供給される改質バーナーを含む改質器を含み、ここに前記改質器は前記加工された燃料流を生成し、前記改質器バーナーはバーナー排出流を生成するもの; 少なくとも1つの燃料電池及び少なくとも1つの反応体排出流を含む発電サブシステムであって、前記少なくとも1つの燃料電池はカソード、アノード及びそれらの間に配置されたイオン交換膜を含み、前記アノードは前記加工された燃料流からのカチオンを生成するためにこれと組み合わされた触媒を有し、前記カソードは加圧された酸化剤流の反応を促進して電気、水及び熱を生成するためのこれと組み合わされた触媒を有し、前記少なくとも1つの反応体排出流は未反応水素又は未反応酸素又はこれらの両方を有するもの; タービンに作動可能に接続された圧縮機を含む空気圧縮サブシステムであって、前記前記タービンは加熱されたガス流によって作動され、前記圧縮機は前記発電サブシステムに供給する酸素流を圧縮するもの;並びに 前記燃料電池の積み重ね中で生ずる水を回収するための水回収サブシステムであって、前記反応体排出流から水を除いて分離された水流を生成する手段、前記燃料加工サブシステム中の前記蒸発器に前記分離された水流の第1の部分を供給する手段、及び前記分離された水流を前記圧縮された酸化剤流を加湿するために供給する手段を含むもの。
IPC (4件):
H01M 8/10 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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