特許
J-GLOBAL ID:201003082593712020

n次元トーラス型分散処理システム、集団通信方法及び集団通信プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片山 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-057352
公開番号(公開出願番号):特開2010-211553
出願日: 2009年03月11日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】n次元トーラス型分散処理システムにおける転送時間、転送回数を少なくする。【解決手段】2次元方向に配列された複数のプロセスが、自己が所持するデータの少なくとも一部を、第1方向に隣接するプロセスに順次転送して予め所持していた元データを、第1方向に並ぶ全プロセスに所持させ(S12〜S16)、また、第2方向に隣接するプロセスに自己が所持しているデータの少なくとも一部を順次転送して、直前に行われたデータ転送処理の後に自己が所持していたデータの少なくとも一部を、第2方向に並ぶ全プロセスに所持させる(S18〜S22)。これにより、システム上でのデータ衝突による転送待ち時間の発生を無くすことができる。この場合、n次元(n>2)であっても、前記2方向以外に方向を異ならせながら同様のデータ転送を(n-1)回繰り返すことにより、同様のデータ転送が可能である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
n次元(nは2以上)方向に配列された複数のプロセッサを有するn次元トーラス型分散処理システムであって、 前記各プロセッサは、 自己が所持するデータの少なくとも一部を、前記n次元方向のうちの一方向に隣接するプロセッサに順次転送して、自己が予め所持していた元データの少なくとも一部を、前記一方向に並ぶプロセッサの全てに所持させる第1データ転送処理と、 前記n次元方向のうちの他方向に隣接するプロセッサに、自己が所持しているデータの少なくとも一部を順次転送して、直前に行われたデータ転送処理の後に自己が所持していたデータの少なくとも一部を、前記他方向に並ぶプロセッサの全てに所持させる第2データ転送処理と、を実行することを特徴とするn次元トーラス型分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/80 ,  G06F 15/173
FI (2件):
G06F15/80 ,  G06F15/173 640C
Fターム (1件):
5B045GG12
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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