特許
J-GLOBAL ID:200903058931669820

トーラス・ネットワークおよびツリー・ネットワークでの算術機能

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 坂口 博 ,  市位 嘉宏 ,  上野 剛史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-568231
公開番号(公開出願番号):特表2005-506596
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】算術機能を実行する方法およびシステムを提供すること。【解決手段】本発明の第1の態様によれば、クラス・ネットワーク経路指定のソフトウェア・アルゴリズムおよびハードウェア実施形態とあいまって働く、トーラスでグローバル算術演算に必要な時間の非常に大幅な削減を達成する方法および装置が提供される。したがって、これは、大型並列計算機で稼動するアプリケーションのより高いスケーラビリティにつながる。本発明は、グローバル演算の効率および正確さを改善する、下記の3つのステップすなわち、(1)すべてのノードが、同一の順序でデータに対するグローバル演算を行い、したがって、丸め誤差と独立に、一意の答えを得ることを、必要な時に保証するステップ、(2)データ転送動作の時間ステップ数を絶対最小限まで減らすために、ホップ数およびネットワークの両方向能力を最小にするのにトーラスのトポロジを使用するステップ、および(3)データ転送の待ち時間を減らすためにクラス機能経路指定を使用するステップが含まれる。本発明の方法を用いて、すべての単一の要素が、1回だけネットワークに注入され、それ以上のソフトウェア・オーバーヘッドなしで保管され、転送される。本発明の第2の態様によれば、グローバル・コンバイニング演算をサポートするネットワークでグローバル算術演算を効率的に実施する方法およびシステムが提供される。そのようなグローバル演算を行う際の待ち時間が、この方法を使用することによって大幅に減らされる。
請求項(抜粋):
複数の相互接続されたノードを有する分散並列トーラス・アーキテクチャを有するコンピュータ・システムで、シフト・アンド・オペレート手順を使用して算術機能を実行する方法であって、 前記ノードのグループのそれぞれにデータ値の同一の組を与えるステップと、 グローバル算術演算を実行するステップであって、前記ノードのそれぞれが、最終的な値を得るために前記データ値のすべてに対して前記算術演算を実行する、ステップと、 2進再現可能結果を保証するために、前記グループの前記ノードのすべてが、同一の順序で前記データ値に対する前記グローバル演算を実行することを保証するステップと を含む方法。
IPC (1件):
G06F15/80
FI (1件):
G06F15/80
引用特許:
審査官引用 (7件)
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