特許
J-GLOBAL ID:201003083926931074

冷凍サイクルシステム、冷凍サイクルシステムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大場 充 ,  堀川 美夕紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-039552
公開番号(公開出願番号):特開2010-196915
出願日: 2009年02月23日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】複数台のエバポレータを備えた冷凍サイクルシステムにおいて、加熱と冷却を並行して効率よく行うことのできる冷凍サイクルシステム、冷凍サイクルシステムの制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】ホスト機M1、リモート機M2、M3において、加熱と冷却を並行して行うとき、コンデンサ22で凝縮した冷媒と、加熱を行っているエバポレータ30Bまたは30Cで凝縮した冷媒とを、冷却を行うエバポレータ30Aと、エバポレータ30Cまたは30Bとに対して送り込むようにした。加熱を行っているエバポレータ30Bまたは30Cで凝縮した冷媒を用い、他のエバポレータ30Aと、エバポレータ30Cまたは30Bとで冷却を行うことで、冷却側の能力を高めるとともに、熱エネルギの利用効率を高める。 さらに、エバポレータ30A、30B、30Cの上流側には機械式ではなく電子膨張弁27A、27B、27Cを設けるようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷凍サイクルシステムであって、 冷媒を圧縮して高温・高圧のガス冷媒とする圧縮機と、 前記ガス冷媒を冷却して液冷媒とするコンデンサと、 前記コンデンサから送られてくる前記液冷媒および/または前記圧縮機から送られてくる前記ガス冷媒の熱を周囲雰囲気と熱交換する複数台のエバポレータと、 一の前記エバポレータから、他の前記エバポレータに冷媒を送り込むエバポレータ間バイパス路と、 システム内の冷媒の流れを制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、一の前記エバポレータで加熱運転を行い、他の前記エバポレータで冷却運転を行うときに、一の前記エバポレータで加熱を行うことにより凝縮された前記液冷媒を、他の前記エバポレータに前記エバポレータ間バイパス路を介して送り込み、他の前記エバポレータにおいて、一の前記エバポレータから送り込まれた前記液冷媒と、前記コンデンサから送り込まれた前記液冷媒とにより、周囲雰囲気を冷却することを特徴とする冷凍サイクルシステム。
IPC (3件):
F25B 29/00 ,  F25B 1/00 ,  F25B 5/02
FI (3件):
F25B29/00 351 ,  F25B1/00 101E ,  F25B5/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-267663
  • 冷凍コンテナ用冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-217468   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平3-267663

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