特許
J-GLOBAL ID:201003084329214040

静的強度から高サイクル疲労強度までの全領域の強度に優れた肌焼部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-329190
公開番号(公開出願番号):特開2010-150592
出願日: 2008年12月25日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】静的強度から高サイクル疲労強度までの全領域において強度向上を図ることができる肌焼部品を提供すること。【解決手段】肌焼部品1は、質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜1.50%、Mn:0.30〜1.00%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:0.15〜1.25%以下、Mo:0.30〜0.80%、Al:0.020〜0.150%、N:0.0030〜0.0200%、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.005〜0.200%を含有し、Si(%)+Mo(%)+30B(%)≧1.10を満たし、残部がFe及び不可避的不純物からなる鉄鋼材料に対して、浸炭処理を施すことによって形成されてなる。浸炭層11の表面における浸炭異常層12の最大深さdが15μm以下であって、その最大深さ位置Dから表面100までの断面における浸炭異常層12の占める面積率が70%以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜1.50%、Mn:0.30〜1.00%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:0.15〜1.25%以下、Mo:0.30〜0.80%、Al:0.020〜0.150%、N:0.0030〜0.0200%、B:0.0005〜0.0050%、Ti:0.005〜0.200%を含有し、かつ、Si(%)+Mo(%)+30B(%)≧1.10を満たし、かつ、残部がFe及び不可避的不純物からなる鉄鋼材料に対して、浸炭処理を施すことによって形成されてなり、 該浸炭処理によって形成された浸炭層の表面に浸炭異常層が存在しない、又は浸炭異常層が存在すると共に該浸炭異常層の最大深さが15μm以下であって、その最大深さ位置から表面までの断面における上記浸炭異常層の占める面積率が70%以上であることを特徴とする、静的強度から高サイクル疲労強度までの全領域の強度に優れた肌焼部品。
IPC (5件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/32 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/32 ,  C23C 8/22
FI (5件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/32 ,  C21D1/06 A ,  C21D9/32 A ,  C23C8/22
Fターム (14件):
4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC07 ,  4K042AA18 ,  4K042BA04 ,  4K042CA02 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA12 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭61-253346号公報
  • 特開平1-247561号公報
  • 特公平8-9754号公報
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審査官引用 (3件)

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